擬人化といえば、IKaのマホ釣りNo.1さんの『P.S.すりーさん』が面白い。いや切ない。
これでゲーム機戦争がどう転ぼうが怖くないぜ!とはいうものの、『ドラクエ』のDS移籍で「じつは全部要らなかったんじゃね?」と思ったり。来年の今頃全部売り払っているような事がないように祈ります・・・・。3機種+PCをテレビにつなぐと、配線汚いんですよね・・・・。ちなみについに『戦国ランス』が発売されたので、年内はゲーム機起動しない可能性高し・・・・3人娘の撮影のためだけに買ったようなもんだな、俺。←ならもっと美しく撮ってやれ、俺。
長期休暇が空けて、出社始めたのですが、昼夜逆転している2次元の国から3次元の国への”時差ぼけ”がチトつらいです。とりあえず月曜の夜はさっさと寝ました。早寝早起きというと、健康的に聞こえますよね(笑
さて、先月は非常にアクセス数が好調で、びっくりしています。
アクセス解析を見ると、色々なニュースサイトやブログの方からリンクを張っていただいたおかげです。1度や2度でなく、何回も記事を取り上げていただいたので、固定の読者も大幅に増えました。
うちのブログへのアクセス流入は、かーずSPさんがトップ、次いでカトゆー家断絶さんの2トップで、いつも記事へのリンクをいただき、ありがとうございます。また最近はゲーマーホリックさんにも、かなりの頻度で取り上げていただいています。先月に限れば、everything is goneさんを始め、色々なニュースサイトさんに紹介していただいたおかげで、かなり多数のアクセスがあり、新しい読者の方が大幅に増えました。
ゲーム系以外の記事が増えて話題のバリエーションが広がったことや、ゲーム系の記事の立ち位置を意識的に中立にしたことが良かったのかな、と思っています。やや強引に立ち位置を修正したため、コメント欄での反応を見ると、予想どおり反発を覚えた方もいらっしゃったのですが、結果的には良かったようです。
日本国内のゲーマーは、PS3、Wii、XBOX360のどれを買うか、かなり迷っていたり、様子見モードの人が多数派だと思います。その辺りのムードを反映した感じですね。ソフトメーカー各社もDSにシフトして稼ぎながら、エンジン開発などの技術開発を先行させ、少しずつ次世代機のタイトルを増やしていく様子見のムードが強いです。海外市場の動向を気にしなくていい流通は、かなりWii寄りになっている印象を受けます。コアゲーマーとソフトメーカーは様子見、流通はややWii寄りというのが、国内のゲーム業界の現状でしょう。
HDTV=PS3、SDTV=Wiiって誰が決めたの?
そもそもHDTV=PS3、SDTV=Wiiって考えている人って、まだほとんどいないよね? ファミ通読んでいるような層だけじゃないの? 前回の記事では「HDTV=PS3」という図式の認知度が低いことをSCEの課題として指摘しました。またHDTV=薄型大画面テレビ=Wiiという図式もあると書きました。
実際、Wiiを買うユーザーでも、一緒に薄型液晶テレビを買うと言っている人をブログで見かけます。大画面化することで、Wiiもまた恩恵を受けるからです。テレビを薄型化すると、奥行き方向のスペースの確保がしやすくなりますから、リモコンを振り回すWiiがより遊びやすくなります。また、体験ゲーム機としてみると、画面がある程度大きいほうがより一体感が得やすいと思います。同じような意見の人はやはり少なくないようです。キャズムを超えろ!さんは、最近定期巡回に入れたブログで、デジタル家電の商品企画の立場から、携帯電話、デジタル家電、ゲーム機のインターフェイスについて鋭い分析を多数掲載しておられます。今年の年末商戦は、HDTV=薄型大画面テレビの普及とWiiの発売が重なり、各家庭に爆発的な勢いでHDTVとWiiが浸透し始めました。このタイミングで、「実はHDTV=薄型大画面テレビって、Wiiと親和性がいいんじゃない?」という意見が急激に目立ってきたのはなかなか面白い現象です。
HDTVという言い方をするけれども、消費者が買っているのは薄型大型テレビだったり、デジタル放送表示テレビなんですね。薄型大型テレビは、「高精細ゲーム」と「体験ゲーム」の両方に恩恵をもたらします。シェア争いという視点からは、「高精細ゲーム」と「体験ゲーム」のどちらの恩恵が大きいのか、気になる所ですが、パッと結論は出しにくいですね。しかしこういう視点、論点が生まれてきたことは、頭の片隅に置いておいても損はないと思います。
まぁとっくの昔に「黄昏」の時代でしたが。
コンシューマー専門のギャルゲーメーカーであるキッドが倒産したそうです。
キッド:負債額約5億3000万円、自己破産申請へ
『メモリーズオフ』『infinity』シリーズなど、コンシューマーのみで美少女ゲームを発売してきた数少ないメーカーでしたが、コンシューマーギャルゲー市場がPC美少女ゲーム市場よりはるかに小さくなった現在、ついに経営が耐えきれなくなったのでしょうか。
シナリオライターの打越鋼太郎氏、中澤工氏、またゼロサムにて『水の旋律』をコミック連載している如月芳規氏のブログで、今回の件についてコメントが出ています。
中心ユーザーの年齢が上昇している今、PC美少女ゲーム市場を無視しては商売ができなくなっているのは確かでしょう。CD-ROM全盛期には、コンシューマーのギャルゲー市場も盛り上がったものですが、結局はPCに吸収されてしまいましたね。
キッド作品の版権がどうなるかはわかりませんが、どこかの会社が買い取って続くにしても、今後はコンシューマー版に加えて、PC18禁バージョンも発売されるようになるかもしれません。PC18禁美少女ゲーム市場とコンシューマー市場の両方で発売されるのは当たり前になっていますし、『ToHeart2』のようにコンシューマー版を先に発売し、その後PC18禁バージョンを発売するケースも出てきています。また今年に入って、オーガストがコンシューマーブランド「ARIA」を立ち上げるなど、有力メーカーが自らコンシューマー移植を手がける動きも強まっています。
市場の競争が厳しくなったため、1タイトルあたりの収益を最大化しようとする動きは、より強まるでしょう。実際、アクアプラスもPS2『To Heart2』をPS2、PCと発売し、さらに『ToHeart2 Another Days』を発表しています。Navelにしても、『Shuffle!』の外伝『Tick! Tack!』を出したら、さらに外伝をもう1作(『Really? Really!』)発売するなど、ヒット商品の派生作品を続ける傾向が顕著になっています。
美少女ゲームは市場的にも、話題的にも、PC18禁ゲームを中心に回っています。以前も書いたとおりPSPはエロゲー解禁したほうがいいです。PSPは美少女ゲーム(エロゲーの移植)がそこそこリリースされているものの、吸引力が弱い。中高生の背伸びアイテム需要とこっそりエロ需要で売れているのだし、合理的な判断だと思いますね。
ソフトメーカーがDSにシフトしている現状では、ソフトラインナップの挽回は難しいです。PS3のタイトル不足が指摘される中、SCE自身にはPSPのタイトルをテコ入れしている余裕はないでしょう。実際、年末商戦が始まってもこの有り様(11月20日〜11月26日週間販売)です。覚悟を決めて、かなり思い切った手を打たないと、400万台のPSPの稼働率がどんどん落ちていくだけです。
PS1のソフトがPSPで遊べる件も、PS3を介さなければダウンロードできない時点で、敷居が高すぎて効果が無いでしょう。体験版配布の時は、PCで落としてメモステに書き込めば、起動できたはず。任天堂のGCの連動商法と同じく、無理やり絡ませたサービスは未来が見えています。
ボクは全部買うと宣言した以上、いずれ買いますが、少なくとも発売日には買わないことにしました。
PS3と違って本体の供給が潤沢なので、発売日に買えないといつ買えるかわからないという不安は無かったんで、元々予約はしていません。
興味があった本体のチャンネルのサービス開始が発売同時でないという時点で、個人的にはかなり萎えていて、全部揃ってからでいいかなーと思いつつあったんですよね。
Q&A 「Wiiチャンネルにはどのようなものがあるの?」
Wiiまたはニンテンドーゲームキューブのディスクゲームを起動する「ディスクドライブチャンネル」のほかに、「似顔絵チャンネル」、「写真チャンネル」、「Wiiショッピングチャンネル」、「お天気チャンネル」(2006年12月20日サービス開始予定)、「ニュースチャンネル」(2007年1月 27日サービス開始予定)、「インターネットチャンネル」(配信開始時期は近日決定)などがあります。もっともWebブラウザは、配信開始が近日なんじゃなくて、開始時期が近日決定という状態・・・・orz。使い勝手を試してみたいと思っている人は結構いるでしょうし、ボクもその1人。時間をかける分、良い物に仕上げていただきたいですね。
まー、それでも手に入るなら、発売日に買うかな、ぐらいの気持ちは残ってたんですが、WiiのD端子ケーブルが発売延期と聞いて、発売日に買う気が完全に失せました。1週間後か、2週間後か、年末ぎりぎりか、来年頭か、まぁいくら遅くても1月中には買うとは思いますが、そういうことで。
わぱのつれづれ日記 「WiiのD端子ケーブルの発売延期?!」
まぁ怒るのも無理はないよなあ・・・・という感じです。これ、特に『ゼルダ』をD端子で遊ぼうと思っていたユーザーにはショックが大きいでしょう。せっかくだからD端子で遊びたいけど、ネタバレが怖いからD端子待っているのもアレですし。
わぱさんの記事では、Wiiのローンチを巡る様々な出来事が指摘されていますね。北米でWiiが発売され、日本の発売日が近づくにつれて、グダグダ感が露呈してきました。
チャンネルの開始遅れ、Operaも後から、「3秒で起動」も未達、D端子も延期と、これだけグダグダなものを見せられると、余裕をもって設定されたと思われた12/2という発売日も、実はかなりいっぱいいっぱいだった感じです。DSの成功で、何か任天堂には神話めいたものがあった気もしますが、まあ現実はそんなに甘くないというところでしょうか。他にも、北米版Wiiについてはグダグダなニュースがありますが・・・・。
うーん・・・・。
E3以降、Wiiの評価が高まってPS3の評価が下がりました。今Wiiの勢いとPS3の勢いには、かなり大きな差があります。それはでも、Wiiが頑張ったというよりも、PS3が派手にコケたからというのが一番大きいと思っています。Wiiがちょっと躓いても、隣を走っているPS3がド派手に転倒してるから、目立たないし、批判もされないというだけでしょう(笑 もし任天堂が「これがWiiの実力だ」などと勘違いするようなら、来年以降どうなることか。天下を目前にして、天狗の鼻がへし折られることになるかもしれませんね。
去年のXBOX360発売の時から感じていることですが、なんか今回の次世代据置ゲーム機戦争って、誰が一番前を走るかじゃなくて、誰が一番派手にコケないか?っていう競争になってる気がします。ボクがDSとPSPの時と違って、据置ゲームはそんなに「発熱」しませんよ、と言っている理由の1つがこれですね。
最後に、以前書いた感想を再掲。
ボクからあえてコメントするなら、ソニーには「さっさと初期型PS2の水準(価格とサイズ)にしろ」、マイクロソフトには「ゲーマー向けという割には、洋ゲーマー向けが多すぎ。萌えゲーマーも楽しませろ」、任天堂には「リメンバー・ミクロ」という言葉をそれぞれ送りましょう。まー、勝手にしろよ、もう。
+++ ゲーム検定 成績発表 +++「オタク検定」とか、検定ネタも増えてきましたが、話題づくりとしてはなかなか良いやり方だと思います。それにしても日本人はテスト好きですよね。あなたの総合得点は67点 全国平均 56点
全国順位(11月21日 22時現在)
3052位(21662人中)−−ジャンル別得点表−−−−−−−−−−−−
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ハードウェア ■■■■■■■■■■■■■■■■■
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あなたは「ゲーム将軍」
ゲームに関して水準よりかなり多くの知識を有してはいるが、まだまだ上には上がいる!このままの地位に甘んじていてはいけない。日々精進あるのみだ!
貴方がもっとも詳しいゲームのジャンル:
ハードウェア
貴方がもっとも詳しいゲームの年代:
80年代後半までのゲーム誕生期
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PS3がゲーム機以外の部分で盛り上がっています。
SACDの再生音質が高級オーディオプレイヤー並みということで、AV機器としての評価が高まっています。またPS3に別システム(Linux等)をインストールする方法がSCEの公式ページに掲載され、さっそくLinuxのインストールを始めている方もいらっしゃるようです。
まぁハードウェアは大満足のPS3で書いたとおり、安物DVDプレイヤーにすぎなかったPS2と違い、BDプレイヤーとしても品質が高く、ハードウェアとしてはかなり優れた製品。またオーディオプレイヤーとしても非常に高品質で、特にSACDの音質がとりわけ優れているようです。
しかしもし、もっとビット数の多い演算でデシメーションをおこない、24ビット精度がフルに保証されたPCM信号が得られれば、DSDをいきなりDA変換するCD/SACDプレーヤ (ただしアナログアウトのみ) を除いては、AVアンプにおいて、より高品質な再生が可能となるはずです。今まではそういう演算をできるデバイスはありませんでした。BDデコーダについてはさらに画質が向上するかもしれず、内部処理をRGB16bit処理からYUV処理に変更した新デコーダが年内に配布されるそうです。また今はそのまま出しているCD再生、将来的に2倍または4倍にアップサンプリングした出力をサポートすることを検討しているみたいです。ところが、できちゃったんですね。そういうプレーヤが。なんと64ビット浮動小数点演算で信号処理をおこない、完全24ビット精度でHDMIに乗せるプレーヤが。それが何あろう、PS3なのです。
PS3はもちろんゲーム機です。しかしSCEの久夛良木社長は、早い時期から「世界一のマルチディスクプレーヤにする」と宣言していました。実際そのとおりになってしまったようなのです。
何というか、PS3はAV板など、ゲーム関連ではない板の方が評判がいいみたいですね。
【AV機器板】PS3総合スレ vol.2
176 名前:名無しさん┃】【┃Dolby[sage] 投稿日:2006/11/17(金) 00:40:16 ID:1Ih8KMh40ゲーム機としてよりAV機器として評価が高いゲーム機。なんだそりゃ、って感じではありますが。ただ、ここまでくると、もうマジメに突っ込むほうがバカらしいです。もう好きにしてくれ。さすがビグザムを量産するだけはある(笑
たかがゲーム機でこんなにアップデートにわくわくするとは思ってなかったw177 名前:名無しさん┃】【┃Dolby[sage] 投稿日:2006/11/17(金) 00:40:41 ID:GNOI2Re50
PS3なんて名前を付けずに QUALIA003 とでも名乗っていれば、5000ドルで売れる機械になっていたかも。178 名前:名無しさん┃】【┃Dolby[sage] 投稿日:2006/11/17(金) 00:42:22 ID:ciYDF48N0
むしろ、ES型番のPS3きぼんぬ。機能は同じでいいから部材を高級にした奴。
10万越えていいから。180 名前:名無しさん┃】【┃Dolby[sage] 投稿日:2006/11/17(金) 00:53:22 ID:l0+4cHFr0
PS3ESキボンヌ
20万までなら出すよ184 名前:名無しさん┃】【┃Dolby[sage] 投稿日:2006/11/17(金) 01:24:31 ID:OIfYkE+B0
AV機器として買われたら採算取れないのにAV機器として強化しようとしている189 名前:名無しさん┃】【┃Dolby[sage] 投稿日:2006/11/17(金) 01:52:28 ID:OIfYkE+B0
いっそガワだけ換えて、PlayStation3という単語を一切出さないで売ればいいのに。
発売から数日でここまで進むとは正直予想してませんでした。さすがに以前から構想をうたっていただけはあります。HDDへのプリインストールは無いですが、そんなもの使わない人にしたら迷惑ですし、入れたい人だけ入れましょうという姿勢で現状は問題ない気がします。
ところで、以前コメント欄の方には書いたんですが、SCEはプレイステーション.comでPS3のBTO販売を行うべきだと思います。デフォルトのHDDのサイズ変更と、プリインストールOS(アプリ)の選択ぐらいはやれてもいいですよね。将来的には、オプションの余地も広がりそうですし。
どれだけ需要があるかはわかりませんが、少なくとも「PS Signature」とか言って、ワインオープナーだの、腕時計だのを販売するよりは、はるかにPS3のコンセプトを正しく伝えられるはず。自社以外の流通との兼ね合いにしても、手間のかかるBTOをやりたがる所が他にあるとは思えませんし、任天堂も自社サイトで実験的な商品の販売を行ってたりしますしね。そんな可能性は限りなく低そうですが、もし販売実績ができたら、他にも手をあげる所が出てくるかもしれません。ドスパラでPS3売るんだぐらいのことは、まぁ可能性はゼロだろうけど、あってもいい。
最後の話題は、E3でちらっと話が出ていた件ですね。
PS3、新薬開発に一役・SCEと米スタンフォード大学
SCEが近く、PS3の利用者がネットにつないで解析専用ソフトをダウンロードできるようにする。ゲームをしていない時間でもネットにつないでおけば、それぞれの端末が解析作業に参加する。率直にいって、最初に話を聞いた時は、本当に実現する気があるのかわからない、ハッタリ構想だと思っていました。しかし近いうちに解析ソフトをダウンロードできる、という事であれば、本気を感じますね。
今のSCEの悪いイメージの一端は、PS2の時の公約破り(e-distribution構想は何も実現せず。薄型PS2はHDDが付けられない)に原因があります。はっきりいって自業自得なわけですが、PS3に関して言えば、ハードウェア面や、ゲーム機以外の部分では、公約をできるだけ守ろうとしているように思えます。まー、構想が大きいだけにさすがに100%一言一句その通りとはいきませんが。その辺りは評価してもいいと思います。
ゲーム機としても早く盛り上げてよ、というのが大多数の所有者の気持ちですけれども。
インプレス、日経、ASCIIが分解記事を掲載していますが、ハードウェアへのこだわりっぷりに呆れるやら賞賛するやら。
ゲーム機でここまでやりきったのは本当に初めて。
大量生産するゲーム機とは思えないクオリティに、「いきなりガンダムを量産したようなもの」「むしろビグザムを量産開始」という賞賛(?)の声も続々と。
【分解魂】PS3分解情報総合スレ Part2
35 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/11/11(土) 21:40:21 ID:ajopYqh3初期不良の少なさもあって、今回はハードウェアへの不満点は特に見受けられません。
どう考えても数が揃えられなかった原因は、ワンレンズ化されたレンズだな。
いきなりワンレンズは普通じゃない。凄すぎる。37 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/11/11(土) 21:41:43 ID:weF3BnAQ
>>35
いきなりガンダム量産しちゃったって感じだよねw50 名前:名無しさん必死だな[] 投稿日:2006/11/11(土) 21:58:37 ID:Of5S8n0j
ケチのつけようがないな、ハード部分に関してはwはやくソフト部分を改善しるw
とくにDVDやPS1/PS2やその他動画コンテンツが1080pで固定出力できないのは
フルHD液晶使ってるユーザーとしてはかなり痛い早急にアップコン対応を希望
51 名前:名無しさん必死だな[] 投稿日:2006/11/11(土) 21:59:10 ID:Of5S8n0j
>>37
ガンダムというよりビグザムを量産したと言った方が良さそうw76 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2006/11/11(土) 22:13:57 ID:Fkr/kcoz
正直、今回の件で俺はクタの見方がまったく変わった。
やつが今まで吐いてた妄言は、ハッタリ何じゃなくて、100%全部本気だったんだな。
高級レストラン云々も、AV機器におけるハイエンドとエントリーみたいなものだったんだ。
そして、ハイエンドをエントリー価格で売ってしまう。そりゃ安すぎるとか言い出すわ。387 :名無しさん必死だな :2006/11/12(日) 03:10:20 ID:ImDwWl2u
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1111/ps3_32.jpg
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1111/ps3_33.jpg424 名前:Socket774 投稿日:2006/11/11(土) 16:08:25 ID:yV5J18Kk
無茶しやがって(金かけすぎ)
これまじでいくらかかってんだ?429 名前:Socket774 投稿日:2006/11/11(土) 16:35:11 ID:Jb4qEmrf
NECのProadlizer採用か・・・・
PCや自作用の高級マザーボードでも採用ねーのに
どんだけコストかけてたんだ、鯖かよ430 名前:Socket774 投稿日:2006/11/11(土) 16:38:59 ID:Jb4qEmrf
やりすぎの気がするんだが
化け物みたいなヒートシンク&大型ファン
最高品質のコンデンサとしてブロードライザやら
ノーパソみたいなGPUとか、5万円でこんなの普通買えんぞ431 名前:Socket774 投稿日:2006/11/11(土) 16:42:11 ID:yV5J18Kk
ソフト云々は置いといて、ここまでやられたら久夛良木に土下座するしかないw
技術者のオナニーもここまでくれば芸術だよ。普通ゲーム機でここまでやるか?
前から思っていたがあのオッさんは頭がおかしい
とはいえ、信頼を失うのはあっという間でも、一度失った信頼を取り戻すには時間がかかるもの。改善点は素直に評価されず、面白がって粗さがしされているのが実情でしょう。まぁ逆にいえば、粗さがしに夢中になってるアンチPS3派でも、さしたる問題は発見できず。たいして煽れていません。
PSPの時はマスメディアによるメディア防壁を良心的なネットユーザーが打破しました。PS3の時は逆に、一部のネットユーザーの歪んだデマ活動をマスメディアの正確な情報が打破しつつあります。数年前は「マスメディア=悪、ネットユーザー=善」という構図でしたが、今はそういう画一的なイメージでは語れない時代になりつつあります。
消費電力300W越えはデマでした。HDDのインストールもそもそもしなくても不満の無いローディング時間でした。初期不良も特に聞こえてきません。このエントリーは「アンチPS3派大敗走。あがくな、みっともない」というタイトルでも良かったかな(笑 少ない情報で妄想を働かせて、デマ情報をでっち上げてきた連中に、世の中を動かすことができますか? 答えは明らかになりつつあります。まぁXBOX360もPS3も購入ずみのボクにしてみれば、彼らのあがきはかわいいもんです。ガンバレ〜(笑 わはははははははははは。
現状では、ファームウェアの早期のアップデートを望む意見のほうが目立ちます。ハード屋の見せた意地の半分も、ソフト屋が仕事してくれればねえ・・・・といった所でしょうか。ダウンロード中に他の事ができないなど、XBOX360よりも劣る部分がありますが、今後のファームウェアアップデートに期待します。PSPは長期間にわたってアップデートで機能追加していましたからね。そこは信頼していいでしょう。
戦う漢たちの戦場プレイステーションワールドは実在した!!の続きです。
PSPの時と違い、大きな初期不良もなく、ハード面は全体的に安心できる内容。真摯に過去の過ちを反省したんでしょうね。拍手。
本体について
リッジについて
ガンダムについて
PLAYSTATION STORE
Webブラウザ
トロ 『まいにちいっしょ』
BLAST FACTOR
予約できなかった時点でPS3の事はきれいさっぱり諦めて、そんな電波エントリーを書いていたんですが、PS3購入徹夜組スレを冷やかしで覗いているうちに、こう、なんというか、自分の中にフツフツと湧き上がってくるものがあったわけですよ。
「そうなったら、本当に負け犬だぜ、ボーイ」
ふと、そんなささやきが聞こえたわけですよ。
いや、もはやボーイという年齢じゃないわけですが(汗
俺も一介のゲーオタとして戦場に躍り出なければならんのではないか、と。
思い立ったのは夜7時。2chのスレで予習を済ませ、向かうは某量販店。
いくぜ同志たち、俺も並ぶぜ戦友たち。
アジアな人たち、ホントに何の遠慮も無く横入りしてくる。ボクの周り、横入りアジアンで埋め尽くされてどうなるかと思いきや、量販店のおっちゃんたちが締め出してくれてナイス。しかし横入り野郎はほんの一部で、その他のアジアンは当然列に並んだまま。まぁルール守ってる限りは客ですし。本体しか買わないけど(笑
転売屋な人たちは場数と組織力が違う。ケータイで連絡取り合いながら、補給物資(酒、コーヒー、食い物、傘)も欠かさず投入。交代で睡眠も。行列戦線における米軍と第3諸国のゲリラの差。
純粋に客といえるのは、1人で来てる学生とか、会社帰りに並びにきたリーマン。ゲームやってるのはだいたい客な気がしました。行列労働者の人はそういう事しない。DS率多い、プレイステーションワールドの住人にも浸透してるらしい。けど従来型の比率もまだ多い。Liteと半々? やはりダントツはケータイ。複数人で来てる学生さんはじつはバイトっぽかった。
これが2006年のゲーム行列事情か。
それにしてもコートもジャンパーも着ないで出かけたのは自殺モノでしたが(笑
ホカロン使ったの、何年ぶりだろうか。
途中で激しい雨に襲われましたし。
ずっと並びっぱなしではなく、整理券を配られれば、それ以後は行動に自由がききます。
が、点呼の時にいないと失格になる恐れがあるので、その時間には列に戻ってないといけません。
一時解散→○時に点呼→行列→一時解散→○時に点呼→行列・・・・。
戦場(量販店)付近の漫画喫茶の場所を押さえておくのは基本らしいです。
思わずジョジョ第1部を読み直してしまいました。面白いなあ、ジョジョ。俺は人間をやめるぞォー、ジョジョ。ディオ様の高らかな叫び。そう、俺も人間をやめました。1匹のゲーオタと化しました。
結局およそ11時間並んでました。持っていった小説は3冊読み終えました。
それにしても60GBの人気が異常。転売するなら高額の方がいいってことでしょうか。整理券番号を見ると、俺の所までで60GBが500超、20GBが30超でした。
まぁ徹夜はキビしいけど、行列なんて学生以来なんで、それなりに楽しかった気がします。
2chの行列スレに張り付きながら、お祭り感覚で。ケータイのバッテリーが切れかけて途中で2chのスレを読めなくなったのが残念orz
手に入れるまでがすでにゲームになっている。すごい世界になったでしょう。でもそれがプレイステーションすりーなんだよね。
皆さん、落ち着いて考えてみてほしいんです。
深呼吸するのもいいでしょう。ゆっくり息を深く吸って、へその下に力をこめる感じで、そう、それから静かに吐いてください。
それを3回繰り返してください。1、2、3。
プレイステーションは1・2・3ですから。いや、まあ、PS3は11月11日発売ですけどね。
今日は11月11日。まあよくわかりませんが、ネット上のどこかではプレイステーションワールドが始まるとか、新時代を迎えるとか、騒いでいらっしゃいます。
しかしですね、よく考えてみてください。
出荷数8万台。ありえないわけです。あの大失敗といわれたXBOX360だって、もっと出荷しました。そんな台数で、何か世界が始まったりしますか?
しないでしょう。
重大な秘密をお教えします。
じつはPS3は実在しないんです。
すべて虚構です、フィクションです、現実逃避です、妄想です、幻覚です、禁断症状です、錯覚です、倒錯です、悪夢です、執念です、見間違いです。
え、じゃあ、この行列は何かって?
しゅ、集団幻覚です。もしかすると集団食中毒の一種かもしれません。精神攻撃の可能性もあります。MMRの出動が必要かもしれません。
ええ、きっと、そうに決まってます。
だ、大体ですね、ゲーム機メーカーって「ワールド」って言葉を好みますよね。
ソニーはプレイステーションワールドとか言っちゃうし、任天堂も自社のイベントをNintendo Worldとか呼んでるわけです。なんですか、ワールドって!?と思わず突っ込みたくなりますよ。
ザ・ワールドはディオ様だけで十分なんですよ!
その点、マイクロソフトは大人ですよね。XBOX Worldとかマイクロソフトワールドとか言い出さない。落ち着きのある企業は違います。さすがです。
べ、別に、発売日にPS3が買えなかったからって、悔しくてこんなゆんゆん♪電波全開な事書いてるんじゃないんだからねっ、ほ、ホントにホントなんだから、その気になったら、簡単に手に・・・・入らないかもしれないけど、薄くてスリムなPS2で萌えゲーやってるから、大して楽しさは変わらないでしょ。そ、それに、ローンチソフトだってそんなに豊富じゃないし、年内に買えれば発売日に買ったのと全然変わらないし。落ち着きのある大人のゲーマーって感じでしょ。ぜ、絶対そうなんだからねっ!
∩
⊂⌒( _, ,_) < せめて発売2週間以内にはホスィ…
`ヽ_つ ⊂ノ
という「PS3をゲットできない、それでもゲーム系ブロガーかよ、この負け犬が電波に逃避してるぜプゲラ」な記事を上げるつもりだったんですが。
しかし・・・・。
続きます。
今日はPCを新調しました。環境の移行って、毎度面倒ですね。以前に比べれば、かなり手早くなったとはいえ・・・・。
さて休暇中に、ひさしぶりにXBOX360を起動して、何をやったかといえば、話題になっていた『アイドルマスター』の高解像度ムービーを落として鑑賞してました。うーむ。たしかに今回のアイマスには、3Dポリゴンアニメもついにここまできたかという、マイルストーン的な価値がありますね。公式サイトで配信されている低解像度ムービーでは味わえない、XBOX Live!ユーザーにのみ許されたハイクオリティの世界。しかしこれでさえ所詮ムービーにすぎず、画質の粗さは否めません。こまでくると、実機のリアルタイムレンダリングの方がきれいに表示されるわけで、さらに美しい少女たちに出会うべく、ためらいもなくゲームを購入してしまいそうです。
それはそうと、XBOX Live!につなぐ時に本体メニューがアップデートされました。
Xbox.com 管理人のブログ - Xbox 360 情報 -: 「2006年 秋のシステムアップデート」詳細
アップデート自体は良いのですが、いい加減、3度目のアップデートなんだから、もうちょっと何とかならないのかよ、使い勝手。まぁ結局、XBOX360の日本ユーザーなんてのは、これに文句を言わない程度に寛容(鈍感?)なマニアしかいないという事なのかもなあ・・・・。
(★)・・・・この2つは以前のバージョンで確認した症状。秋のバージョンにしてからはまだエラーが起きていないので未確認。でも直ってるとは思えないので、リストに挙げました。
マイクロソフトの(日本の)社員は、XBOX360を自分たちで使ってるんでしょうか?
いや使ってないんだろうけどさ・・・・。
全従業員は自社の製品を買うべき、などとキモい愛社宗教精神を説くつもりはありませんが、何割かが使っているなら、こんな状態で放置されないと思うんですが。あくまで勝手な想像ですが、自宅にはPS2しか置いてない社員が99%っぽいんですよね・・・・。社員でさえ欲しがらない製品なんて、売れないに決まってます。
XBOX360支持者は口癖のように、日本でXBOX360が売れないのは市場の特殊性のせい、などと言うけれども、確かにそういう事情があるのはわかるけれども、あまりにもメーカーを甘やかした意見だと思います。誰かがダメな所はダメと指摘しないと永久に直らないんですよ。本当にファンなら学習させてあげましょうよ。実際、マイクロソフトは初代の敗北から学びきれず、初代以下の普及台数に留まりました。
さらにいえば、欧州でもXBOX360は不調。英国を除いて売れてません。つまりローカライズとインターフェースのクオリティが低い(英語圏以外のユーザーを配慮してない)んですよ。宣伝や市場のせいにしてるから、いつまで経っても劣悪なんですよ。メーカーの傷口をぺろぺろ舐めてあげるのがファンなんですかねえ・・・・。いや、まあ、日本の「信者」ってのは、そういう人たちばっかりですがね。
もう1つの可能性として、XBOX支持者の大半(洋ゲーオタク)はこうしたインターフェースやローカライズの劣悪さを全然気にしていないのかもしれません。洋ゲーは日本では売れず、おそらく予算も少ないため、日本の洋ゲーのローカライズは酷い物が多いんですよ。だから別にXBOXのクオリティが気にならないのかも。洋ゲーファンはその点寛容だからなあ・・・・。日本版が出るだけでありがたがる状況ですしね。ローカライズして待たせるぐらいなら、早く遊ばせろという人もいるでしょうし。
しかしそれって、不幸だよなあ。劣悪を軽々乗り越えるツワモノに支持されているから、いつまでも劣悪が直らない。特殊な層にしか売れてない→それ以外のユーザーから見たら一目瞭然の問題点があまり問題視されない→いつまでたっても層が広がらない→中の人も支持者も問題点に気づかないまま。
というわけで、『アイマス』や『ブルドラ』で入ってくる新しいユーザーの皆さん、ドツボ世界の住人が放置している問題点を的確に指摘してあげてください。でなきゃ、いつまでも脱却できないんですから。永遠の敗北スパイラル。
『うたわれるもの』終了。
ここ数日まったく更新しませんでしたが、その間ずっとうたわれていました。
(参考:うたわれるもの、購入決定)
いやー、非常にすばらしい出来ですね。もっと早く遊んでおけばよかった。
PS2版には新キャラのカムチャタールが追加されていて、いい感じにクロウのエピソードを膨らませてくれていますから、PS2版には満足ですね。PC美少女ゲームの移植というと、メモリの厳しさもあって、ロードがうっとおしい事もあるんですが、そんな心配はなく、きわめて快適に遊べましたし。あえていえば、アドベンチャーゲームパートで行き先を選ぶ部分、「さて次はどうするかな」の選択が出てくるまでの妙に長い間が気になりましたが。
ゲーム自体は20数時間で終わるのですが、並行でアニメ版も観ていましたから、少し時間がかかりました。ゲームを進めて、アニメを少し観て、ゲームを進めて、アニメを観ての繰り返し。ゲームとアニメの相互補完のループに耽溺していたわけで、まさにメディアミックス万歳であります!
購入をためらっている人はとりあえずアニメの1話、2話を観ることをオススメしておきます。物語の続きが気になったら、ゲームを買えばいいんじゃないかな。ゲーム内ではチュートリアル面にすぎなかった、森の主であるムティカパ(白虎)との戦いが、アニメでは迫力あふれる戦いに描かれています。また、ムティカパを神の使いとあがめていた村人たちが退治しようと決意するまでの過程や、いざトドメを刺す時に躊躇し、退治した後に罪悪感を抱く様子が非常に丹念に表現されています。この部分は原作を完全に凌駕していると思います。
『うたわれるもの』は、記憶を失った男が辺境の村に住む少女に助けられた所から始まり、全土統一に至るまでの戦記物にスケールアップし、最後は○○的な世界観につながっていく、壮大な物語。記憶喪失、獣、仮面、戦記、というと何となくグインサーガを思い出しもしますが(笑
アニメは2クール、26話あっても、全体に駆け足で進めざるを得ず、取りこぼしたエピソードがいくつもありますが、長大なストーリーをうまくまとめています。ゲームはSRPGで、戦闘部分は抽象化されているので、アニメを観るとそこが見事に補完されます。特にカルラの豪腕ぶりは、アニメ版でよりいっそう引き立っています。一方、時間の制限がなく、各キャラごとのエピソードを描きこめるゲーム版は、キャラの造詣を深く掘り下げてくれます。特に中盤から登場するトウカは、ゲームをやらないと、魅力の半分も伝わらないでしょう。
というわけで、ゲームとアニメの素敵な補完っぷりに大満足なボクでした。
ところで最近よく言われることですが、日本の萌えオタコンテンツは全世界で通用するんですよね。
実際、海外ゲーマーがXBOX360版『アイマス』の海外での発売を熱望したり、日本人に生まれたかったと悶えているわけです。また欧米に限らず、韓国も同様。韓国ユーザーにとって美少女ゲームの代表作が『Fate / stay night』であり、NCSoftの元開発者が美少女スポーツゲームを作っていたり、「韓国のTYPE-MOON」をめざしてノベルゲーム開発に乗り出している会社がいたり。
任天堂のタッチジェネレーションにしても、最初は「日本だけの成功事例」と認識されていましたよね。しかし欧州の非ゲーマー層、北米の非ゲーマー層に向けてプロモーションしていくうちに、徐々に浸透していき、欧州の『nintendogs』300万本、『脳トレ』のロングランヒットにつながりました。当初はPSP有利といわれた欧米市場でも、ハッキリとDS優勢に傾いているのが現実。「日本は特殊な市場」という世迷言を一蹴する現象が頻繁に起きています。
そもそも『ポケモン』が良い事例だったはずなのですが、子供は年齢が低く、文化に深く依存していないから、というもっともらしい小理屈で片付けられてしまいがちでした。しかし他にも事例はあります。昔は和製RPGは日本以外では売れないといわれていましたが、『FF7』以降、和製RPGは欧米でも売れています。表現の向上で記号性が薄れただけでなく、ローカライズに力を注ぐようになったためです。『キングダムハーツ』の成功など、実際には日本の優良コンテンツは全世界どこででも通用しています。
オタであれ、非オタであれ、ライトユーザーであれ、ゲーマーであれ、全世界あらゆる地域にそういう人たちは存在するわけで、今後は「全世界のxxxxな人たち」に向けて意識的にソフト開発していくケースが増えるんじゃないかと思います。
もっとも「xxxxな人たち」の市場における比率は、各地域で異なっているのも確かですけどね。DSの勢いも、日本>欧州>北米ですし。具体的には、プロジェクトの予算や、ローカライズコスト、ポテンシャル市場の規模との兼ね合いになります。しかしまぁ各論はさておいて、日本向け/欧米向けというくくり方ではなく、(日欧米の)xxxxな人たち/(日欧米の)○○○○な人たちというくくり方で市場を捉える見方が今後ますます強まっていくと思います。
(購入じゃなくて購入確定なのは、近所のショップだと売り切れてたからです。)
実は恥ずかしながら遊んでなかったんですよ。
アニメは「いずれゲームをやるかもしれない」と思って観てません。
PS2版の評判が前評判の高さを裏切らず、非常に高いみたいで、もうすぐ長期休暇に入るし、買っておこうかなと思いました。
アクアプラスとフライトプランの共同開発というのも話題性につながりました。
アクアプラスは『雫』と『痕』でビジュアルノベルを切り拓き、『ToHeart』『こみっくパーティ』で知られる美少女ゲームメーカーであり、フライトプランは『サモンナイト』『ブラックマトリクス』シリーズの開発で有名なゲーム会社。現在は初めての自社ブランドソフト『ドラゴンシャドウスペル』も開発中です。
(力をつけた開発会社がパブリッシャー化、自社ブランド開発に踏み切る動きが活発になってきました。以前より景気が良くなってきたからでしょうか。)
さて、美少女ゲーマーはPS2とPSPに安住しています。あと2年は、美少女ゲームの大半はこの2つのプラットフォームに留まるでしょうね。そして将来的にXBOX360とPS3のどちらに客が流れるか? WiiはSDゲーム機なので、Wiiに出すぐらいならPS2に出し続ければよく、Wiiは大半の美少女ゲームにとってまるで価値がない。
マイクロソフトとソニーはつまらないプライドに囚われず、取り込みを怠らないように期待したいですね。アメリカ的感性に満ちた悪趣味なゲーム機や、黒くてクソ高いゲーム機を喜んで買うライトユーザーは1人もいないわけで、プラットフォームホルダーの方々には、自分たちの製品をどんなユーザーが買い支えてくれるのか、しっかり現実を見ていただきたい。
特にSCEはPSPにおいて客層を勘違いしたマーケティングを繰り返していましたからね。GCの累計普及台数を2年で追い抜こうとしているのに、ソフト市場が活性化しないのはなぜなのか。自分たちを支えてくれたユーザーに応えるのが商売の第一歩。「俺の求めるユーザーじゃないよっ!」と言わんばかりの態度と施策はいかがなものか。そんなことだから、『モンスターハンター・ポータブル』以外に目立つヒット作が出てこないんです。
もっともシンプルな施策は、エロゲーの解禁です。PSPはメディアプレイヤーとしての機能が高く、この機械の上でゲーム、映像、音楽、Webが互いに競争しています。アダルトUMDやネット経由のエロ動画を見るためのプライベートモニターとして受容されているのですから、そこにアダルトゲームを提供するのは自然な発想。なぜゲームだけが表現を制限されて、他の娯楽と戦わなければいけないのか? じつに馬鹿げた話です。エログロハードとなりつつあるXBOX360向けのゲームは、本当ならPSPに集めるべきなのですよ。
大体、PS3のビジネスは破綻しちゃってるでしょう。クソ高い物を安く売らないといけなくなったんですから。ソニーに残された道は、儲からなくてもせめて普及台数だけは守ることだけ。だから東京ゲームショウでの値下げ発表は最善な(=座して死を待つ最悪よりはマシな)選択肢でした。そして来年も値下げをし、再来年も値下げをしなければいけません。
プロセッサ性能至上主義という誤った選択を選んでしまった失敗を埋め合わせるためには、莫大な資金が必要。利益をかなぐり捨て、PS2とPSPで利益をあげて、それをすべてPS3につぎ込まなければいけません。縮小するPS2や、アダルトコンテンツに侵食されたPSPで、どうやって利益を上げるのか。選択肢は限られています。ボクは一番シンプルな施策は1つだと思います。早く決断してほしいですね。先を見通す能力が無いなら無いで、せめて覚悟を決めて決断することぐらいはできないと。
長らく広報体制の遅れが目立ったPS3ですが、ここにきて一気に情報が出てきました。
■プレイステーション3のオンラインサービスの詳細が判明! 11月11日からゲームの配信がスタート
オンライン専用のオリジナルタイトルが年内に数本提供されるようです。
『BLAST・FACTOR(仮題)』は、XBOX360の『Geometry Wars』と同じように360度全方位シューティングゲームです。マニア向けカジュアルゲーム(言葉としてちょっと矛盾?)では、全方位シューティングが人気なんでしょうかねえ。
(参考:PS3のe-distributionも全方位シューで埋め尽くされるのか?)
『fl0w』は同名のFLASHを商品化したもののようです。PS3の六軸センサーには対応しているみたいですが、その他の部分がそのまんまなのか、表現力が大幅に向上しているのか。この手のプランクトン系は、アマチュアのフリーゲームなどではしばしば見聞きするアイデアです。シミュレーション方向にいくとしんどいので、メディアアート的にまとめるのが無難なんでしょうかね。しかし一方で商品として成立させるのはなかなか難しいのも確かで、DS『エレクトロプランクトン』もタッチジェネレーションズの中では売上が振るいませんでした。
(参考:FLASH版flOw公式サイト)
また「ゲームアーカイブス」として、PS1やその他のゲーム機のソフトがPSP向けに配信されるようです。これまで違法のエミュレータが横行していたPSPの世界に、正規のエミュレータ販売が浸透していくのか。少し興味深いところです。
■プレイステーション3のすべてがわかる"PLAYSTATION TV"が全国1000店舗に設置
年内1000店とは大きく出ましたね。
『デビル メイ クライ 4 TRIAL Version』『パワースマッシュ3 体験版』『グランツーリスモ HD 体験版』『リッジレーサー7 体験版』など、4タイトルの体験版が遊べます。PS3をすぐに手に入れられないユーザーでも、いち早くPS3ワールドの片鱗にふれることができるわけですね。SCEとしては、供給体制が整い、タイトルが揃うまでは、ユーザーに「次世代機ぜんぶを買い控え」してもらいたいはず。PS3が即買いでなくても、Wiiや360に流れなければ、この年末商戦はオッケー、オッケー。供給体制が整わないなりに、打つべき手はいくらでもあります。
まぁネット上ですと、わざわざけなすためだけに現場に出かけるネガティブ・メタゲーマーもいらっしゃるかもしれませんが、そういう印象操作に惑わされるユーザーが一人でも減るように、一刻も早く多数の小売店に設置してほしいものです。百聞は一見にしかず。100のネガティブワードも1回のプレイには勝てません。
■はじめてのPS3
まだ情報量は少ない気もしますが、とりあえずPS3紹介ページがオープンしました。
PS3の広報活動が遅れた要因はおそらく、大幅値下げにあると思います。あれでターゲットの範囲が広がりましたし、どこか遠くの4次元世界ではなく、Wiiと同じ据置ゲーム機という土俵に乗ったことになります。あの発表は限られた人間しか知らなかったようですから、広報、営業の方針が定まって動き出すまでに多少のタイムラグが発生するのはやむを得ないこと。
これからの垂直立ち上げぶりが注目です。率直にいって、ゲーマー層は別として、ライトユーザーへの認知度という点では圧倒的にPS3の方がWiiを上回っているはずです。WiiはまだCMを打ち始めたばかりですし、順を追って徐々に情報が明らかになると思われるため、一般の消費者はまだ購入を具体的に検討できる段階ではありません(この点は、あえてNintendoの文字も外し、ゲーム機らしからぬ名称をつけた任天堂の背負った覚悟とリスクですね)。
年末商戦でPS3は品薄に陥る可能性が高い。大根田CFOは会見で、商機を逃さないよう対策としてPS3と交換できるクーポンを販売することを明らかにした。すごい、生産出荷台数を越えた新しい手法にびっくり仰天です。クーポン刷った枚数をクーポン生産出荷台数として加えれば、600万台どころか1000万枚も夢ではないですね。
好きにしてくれって感じですが、クーポンを買うメリットを提示してほしいなあ。リモコン付けるとか、少し安く買えるとか。まぁ発売日に本体が手に入らなくても、クーポン買って写真に取れば、ブログの記事にできるというメリットがありますけどね、別にゲームブロガーを喜ばせても仕方ないわけですし。いや、発売日のネタに困らないボクはうれしいですけど。入手できない惨めさがより際立つ感じで、素敵ですよね。
『EVE new generation』をやりました。
忙しさもピークを過ぎて落ち着いてきたんで、身体を休めつつゲームでもやるかと始めたわけですが、途中でやめられないよっ、全然っ! 徹夜こそしないですんだものの、2時間の仮眠で会社へ・・・・。休日が休日になってないぞ、俺。うにー、充電開始っ・・・・と思ったらいきなり放電してた15時間って感じですよ。
なんつーか、ボクって、仕事が忙しくない時のほうが生活のリズムが乱れて、不健康、不摂生、睡眠不足の3拍子揃うんですよね・・・・。いや、いやいや、それだけこのゲームに中毒性があったという事です! 『EVE』シリーズ最新作、『EVE new generation』はおそるべき引力を秘めたゲームでした。これだけ熱中したのは久しぶりです。
ネットであまり話題にならなかったのが残念です。まぁこのシリーズ、ずっと駄作が続いてましたからね。ファンもかなり離れてしまったんでしょう・・・・。
Wikipedia 「EVEシリーズ」
EVEファンって基本的に初代のファンなんですよ。主要な制作スタッフは辞めてしまって、続編はどれもこれも微妙な出来ばかり・・・・。ひたすら裏切られ続けてきました。『Lost One』『ADAM THE DOUBLE FACTOR』『EVE ZERO』『EVE The Fatal Attraction』・・・・犬のように従い、金を差し出し、挙句に顔面を蹴り上げられる日々・・・・。
もうやめよう、耐えられない。これ以上俺の楽しかったEVEが汚される前に、美しい思い出だけ抱きかかえて部屋の隅でうずくまっていよう。いいじゃないか、過去の作品だけ脳内で反芻していれば、楽しかった思い出に耽溺していよう。1作買うたびに、そういう葛藤に襲われるわけです。
それでもいつか素晴らしい続編が出る事を妄想して、忍耐強くシリーズを買い続ける。それがEVE信者という生き様なのです。
そして、ついに時は来た!
『Ever17』で知られる打越鋼太郎氏がシナリオライターを担当。これは期待するなという方がおかしい。今回がダメなら、もうEVEシリーズが浮上する事は二度とないと思えるだけの布陣。そこでちゃんと期待にこたえてくれるから、現実は面白いんですよね。
前半はEVEファンに気を遣った作りで、シリーズのファンは安心して遊んでいられますし、初めての人でもこの世界に入っていけると思います。序盤からインパクトのある出来事が続くため、やめ時がなかなか見つかりません。しかし優等生EVEだったこの作品は、後半に入るにつれて、徐々に打越鋼太郎氏の最新作として正体を現わしてきます。ある女性が自分たちの理想を主人公に語り始めた頃から、物語は一気に加速します。次から次へと新しい情報が判明し、事件の様相は刻一刻と変化していきます。
物語の序盤から、テレポーテーションやテレパシーといった超能力が絡んできますが、終盤、ある場所へ舞台を移すと、超常現象はさらに大規模になります。プレイヤーは主人公たちと同じく、数々の奇妙な現象を目の当たりにして、SFの世界に迷い込んだような混乱に陥るはずです。
マルチサイトシステムを巧妙に生かした叙述トリック(?)も見事で、現実世界から超常世界へ入り込み、そして再び超常から現実へ回帰するまで、ずっと画面から目を離すことができませんでした。すさまじい熱中度の物語展開です。小次郎の描き方も、ハードボイルド性よりもヒーロー性を重視していて、最後までかっこいいです。暗い終わり方をする事の多いEVEシリーズで、めずらしくさわやかな終わり方をしてるのも好感がもてます。シリーズとして今後も続けていくのなら、やっぱりこういう後腐れのない締めの方がいいと思うんですよね。
ひさしぶりのEVEは十二分に満足できる内容でした。このクオリティで続編が出ていたら、このシリーズはもっと人気が持続していたはずです。それが残念ですし、今後ニュージェネに続く新作への期待がふくらみます。
次世代ゲーム機、ショップ関係者はPS3に興味なし?|忍之閻魔帳
現在発売中のXbox360と、11月、12月にそれぞれ発売予定のPS3の値下げの後でもこういう回答というのはなかなか面白いですね。まぁ現実的に考えれば、発売日の出荷台数が10万台前後というSCEの施策に対する不満の表れでもあるのでしょうし、実際売りたくてもモノが無いのだから、期待もへったくれもないという本音の表明でしょう。値下げによってユーザーとソフトメーカーの不信を少しは払拭できたものの、流通からの不信は解消しきれなかった、という事でしょうね。
Wii、PS3の3機種に対する今後(今年末〜来年)の展望について、
エンターブレインが全国のショップ関係者を対象に行なった
アンケート結果によると、
「どの次世代機が最も売れると思うか」との問いに対し、
88%以上がWiiと回答、PS3はわずか11%に止まった。
まー、流通の予想がそんなに当たるなら、潰れる小売は無いですし。忍氏がSCEの戦略商品の前にグサッと突くのはいつもの事です。やっぱり来たかという感じ。『ロコロコ』は効果的、『みんテニ』は大ハズレときて、さてPS3は?
流通の予想が当たるなら、いいんだけどね。
発売日にPS3を手に入れやすいから。
瞬殺しそうなだけにねえ・・・・。
いやはや、いっそ10万台全部プレイステーション・ドットコム専売にしたらどうよ? その方が個人的にはうれしいなあ。
前世代機(PS2、XBOX、GC)も全部買い、携帯ゲーム機(DS、PSP、DS Lite)も全部買ったわけだから、当然今回も全部買うつもりでしたが、あらためて宣言しておきましょう。全部買いますよ。発売日に手に入るかはちと微妙ですが。まぁこの冬はエロゲーに時間を使うつもりなので、ほとんど遊ばないでしょうけど、買うことは買います(笑
テレビも買い換える予定ですが、PCを大画面テレビにつないでエロゲーを遊びたいだけですから。去年の暮れに某氏のご自宅で大画面テレビを見せてもらってから、ボクの最大の願望でしたからね。しかし大きい画面に映る女の子もいいが、小さい画面に映る女の子もいい。てのひらサイズの萌えというやつです。
痛いニュース(ノ∀`):DSでエロゲ? 【DS】 どきどき魔女裁判!(仮)
ブラヴォーーーー!!!
いやー、やってくれましたね、SNK。
DSもついにここまで来たか、メインプラットフォーム、国民機の貫禄を感じる萌えゲーラインナップぶりです。素晴らしい。萌え系ゲームはメインプラットフォームに集まる傾向がありますからね。DSが最も弱点としていた客層を取り込み始めた、と言えます。
それにしても、ついに任天堂プラットフォームもここまで進化しましたか。インターフェイスがいいだけに、萌えやエロを期待してしまうのは当然の極み。N64の3Dスティックをはじめて目にした時も、「こ、これで、グリグリ。グリグリですか、お、おっ、おおっ、どこをだよ?w」と想像を膨らませたものです。当時、学生でしたけどね。ああ、なつかしいなあ、ボクにもそういう青春時代があったわけです。結局そういう妄想を満たすソフトは1本も発売されませんでしたが・・・・。
それから10年、ついに・・・・(感無量で言葉を失ったらしい)。
あとはナムコがWiiにも『アイドルマスター』を出してくれればねえ。タッチペン同様、あのコントローラは向いていると思いますし、WiiConnect24とやらで、24時間女の子と接続されれば・・・・(そういう機能なのか、おいっ!というツッコミは無しで)。と、まあ、妄想を膨らませてしまいます。
もちろんフルHDをうたい文句にするPS3は、圧倒的な解像度のフルHD美少女を具現化し、『アイマス』をゲットしたXBOX360は、ハイデフ美少女ならぬ美少女Liveの世界を展開していただきたい。
やー、それにしても『アイマス』は頑張っておられるご様子。マイクロソフトは『ブルードラゴン』もいいけど、『アイマス』も同梱版を出してほしいですね。マイクロソフトはまったく戦略というものをわかっていません。やれやれです。
ゲームの歴史を振り返ると、始めはプレイヤーの腕前のみを評価する「スキル主義」の時代でした。初期のゲームブームの頃は、ゲームが上手いことが自慢の種になったので、それで良かったのですが、徐々に上手くなることに価値を見出せない人が増えていき、ゲームの上手い人と下手な人の格差が開いていきました。
次にRPGの普及と共に、かけた時間の分だけリターンがある(少なくとも何かは残る)「プレイ時間主義」の時代が続きました。下手な人でも時間さえかければ、最後までいけるという価値観は、長らくプレイヤーの支持を集めました。しかしファミコン世代の年齢が高くなるにつれて、時間は非常に貴重なものになり、ゲームに時間をかけられる人とかけられない人の格差が開いていきました。
では次にどんな価値観の時代がくるのか。
まだ完全な答えは出ていませんが、おそらく1つはコミュニケーションツールとしてのゲームの復権、もう1つはお金です。どちらもゲームの外側の価値観をゲーム内に持ち込むという点で共通しています。その辺りは過去の記事でも、簡単に考察しています。
(参考:発熱地帯「プレイデータ中心主義がもたらすもの」)
お金で評価するゲームは、今後ますます増えていくと予想します。
しかし多くのプレイヤーにとって抵抗感がある評価軸なのも確かで、プレイヤーに納得のいく仕組みはまだまだ模索する必要がありそうです(例えば、カードゲームは比較的、納得性の高いシステムといえます)。
実際、PS3『グランツーリスモHD』のオンライン課金の内容が明らかになり、物議を呼んでいます。
痛いニュース(ノ∀`):【PS3】 新作グランツーリスモ、クルマやコースは別料金
はてなブックマークでも数多くのコメントが寄せられています。
わぱのつれづれ日記さんの記事と、それに対するはてなブックマークのコメントも興味深いです。
> 上流ゲーマー(PS3)/下流ゲーマー(Wii)という、新たな経済格差の潮流
というのは、あながち冗談でもなくなりそうですねえ・・・・。
ライトユーザーならDSかWiiであっさり決まりでしょうが、マニア層にとって、この年末に次世代機どれを買うかは、けっこう難題かもしれませんね。
大本命だったはずのPS3は高いし、ソフトラインナップも不透明(ま、ゲームショウで明らかになるでしょうが)。
Wiiはバーチャルコンソールに惹かれていたものの、意外に高かった感じで、ちと微妙な空気。身体動かすほど健康的じゃないし、家族おいおい、俺独身だよ!って気分でしょう。
じゃあ、おとなしくDS買って、『FF3』とか『DQMJ』でもやっとくか。
・・・・と、そんな中、ひそかに評価が高まっているのがXBOX360。
XBOX Live Arcadeを利用しないなら、HDDの無いコアシステムで十分ですし、3万円ならWiiとは5000円差。悪くない選択肢かもしれませんね。まぁPS3とラインナップがかぶりまくりそうなので、PS3を買う気が無いなら、という条件つきではあるのですが。
東京ゲームショウの出展ラインナップを見ても、なかなか粒ぞろい。さらにここにきて、『ブルードラゴン』と同梱で29800円というお買い得パッケージも発売されるようで、ひさしぶりに(つか初めて)マシな一手を打った感じです。『ブルードラゴン』、『ガンダム』、『アイドルマスター』あたりでどれだけユーザーを増やせるか。そこに注目したいところです。
全米を覆い尽くした「360」という大歓声には届きませんが、「360という選択肢も意外にいいかもよ?」というささやき声ぐらいは聞こえてこないでしょうか?
さあ耳をすませてみましょう。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聞こえてきましたよ、ボクには。ハッキリと。ええ。ホントです。
そうそう『フルオート』の公式サイトが何気にバカ楽しすぎなようです。「クソ爆発でしたね」の台詞とあの爽快な笑顔のマッチングが素敵すぎです。
「皆さんにゲームを楽しんでいただくために必要なことなら何でもします」
これをマイクロソフトのキーフレーズにしましょう。ぜひ(笑
お盆も無く、クソ忙しいというのに、『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編』を完了。
鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し、目明し、罪滅ぼし、皆殺し、祭囃し。全8編、ついに完結ですよ!
シリーズ最長。全部で10時間ぐらいですかね。
いやー、日曜と月曜の深夜でクリアして、火曜の夜は裏エンディング。
「忙しい? なら睡眠時間を削ればいいじゃない」的なプレイで、ヒットポイントがさすがにヤバめでした。水曜の夜はブログ更新する体力もなく、寝てしまいましたよ。あー、若さが足りない。3年ぐらい前なら、睡眠削っても、後に引かなかったんですが、ダメージが残りますね・・・・。
ネット上にもさっそく感想がいくつも上がってますね。(ネタバレを含むものもあるので、注意してください)
一応、ネタバレはこの先に↓
(『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編』のネタバレあります)
今回は(も?)評価が分かれるかもしれませんね。
主人公である圭一たちの物語は、実質的には前話の『皆殺し』編でほぼ終わっていて、今回のメインは犯人役である鷹野。前話の鷹野はアレげな狂人に見えたわけですが、子供時代のトラウマ、おじいちゃんとの出会い、2人だけの生活、その後の運命(神)と闘う人生など、今回は彼女の人生が深く掘り下げられていて、感情移入できる人物として描かれています。
羽入も大活躍。というか、今回の話は鷹野(運命と闘う人間)対羽入(神)の戦いですね。主人公たち、影がかすんじゃってるような・・・・。圭一たちの活躍を期待していたファンは期待ハズレだったでしょうし、逆にこの大胆な構成を高く評価した人もいるでしょうね。
作者の竜騎士07氏によれば、世界の構造(動機や犯人が誰か?など)は決まっているが、描き方(誰の活躍を増やすかなど)はユーザーの反応を見て変えているらしいです。実際、羽入のデザインはファンが想像して生み出していた「オヤシロさま」の要素を取り入れていますし、赤坂のあの台詞は2chのひぐらしスレのAAで使用されていたものです。『祭囃し編』が鷹野と羽入の物語になることは決まっていたとしても、この2人が前話で不人気だったことを受けて、当初の予定以上に、描きこんだ可能性は高そうです。またファンの間でヘタレキャラとして定着しつつあった魅音に不自然なまでの活躍の場を与えたのも、前話のラストのヘタレぶりの反動でしょう。おかげで前話までは、主役とヒロイン的に奮闘していた圭一やレナの出番が減って、能力もかなり低下しているように思えます。
ライブ感という点で、『ひぐらしのなく頃に』は明らかに時代の先駆をいっていると思います。
一方で、そこがTYPE-MOONあたりと比べて、圧倒的に「同人くさい」要因にもなっています。作品のぶれはかなりありますし、完成度はそのぶん低下しますし、TYPE-MOON以上に好き嫌いが明確に分かれるはずです。また、リアルタイムでつき合った人と、後から知った人で、楽しさにかなり差が出るかもしれません。例えば、『DEATH NOTE』にしても、リアルタイムに連載を追いかけている人と数年後単行本でまとめて読む人では、明らかに楽しさが違うはずです。(もちろん両作品とも、数年後に読んでも、傑作として楽しめます。しかしリアルタイムでつき合えば、超傑作として感じられるはずです)
両作品とも、この時代の特性をよく反映しています。コンテンツの「消費」がますます加速していき、内容以上に話題性、話題の持続性が重視される時代には、このような作品が大きな成功をおさめるのでしょう。ライブ感をもったストーリーコンテンツとは何か?を知りたければ、『DEATH NOTE』(コミック)、『ひぐらしのなく頃に』(ノベルゲーム)、『涼宮ハルヒの憂鬱』(アニメ)が良い実例です。
最近マニア向けゲームの元気がありません。アニオタにとっての『ハルヒ』に相当するような作品が、ゲーオタには存在しません。評価の高い作品はポツポツ現れてはいるものの、その分野のオタクの話題をすべてかっさらうような作品が出てきていない状況です。おそらくコンシューマーゲームの市場に、ライブ感のあるコンテンツが登場するのを待たなければならないのでしょうね。(アーケードゲームやPC美少女ゲームでは、ライブ感のあるコンテンツが登場してきているものの、どちらもユーザーを限定しすぎています)
しかし着々とその下準備(次世代ゲーム機はすべてネットワーク標準対応ですし、ダウンロード販売が可能になります)は整いつつあります。あとは、土壌の上に種が蒔かれるかどうか。次世代ゲームの1つの焦点はそこにあると思います。
(最近、プロセッサ性能至上主義の崩壊がよく話題になります。しかし崩壊もなにも、こういう決して上手いとは言えない絵のゲームがいちばん口うるさそうなオタク層の間でヒットした2年前の時点で、見えていたことでしょう。絵の品質は面白さやライブ感(お祭り感)に比べれば、たいした価値は持たないのだと。変化は常に辺境で先に起こるものです。同人ゲームや携帯ゲーム機という辺境で起こった変化が、据置ゲーム機という中央に伝播する。そして辺境と中央のパワーバランスが揺らぎ出す。それが自然の流れです)
どうでもいいんですが、先々週の週末に薄型PS2を買っちゃいました。いやー、ネタバレスレを読むだけでスルーするつもりだった『ゼノサーガ エピソード3』が急にやりたくなっちゃって、慌ててショップに行きました。大きいのは1台は会社に持っていってあって、もう1台自宅にあったんですが、そっちは壊れてたんで。月曜まで待つのも面倒だし、サクッと。もう使わないかもしれないのにorz
だってコスモスがああなっちゃうと知ったら、やっぱり観ておかないと。戦闘もロードが短くなって、システムも簡略化されて、ムービーゲームとして最適化されてて快適、快適。ゲーム部分はさっぱり面白くないし、ストーリーも微妙ですが、風呂敷を畳もうとした努力は買い。さすがに全部の伏線は回収しきれず、設定資料集でフォローされていたりしますが。まっ、ボクはゼノ信者だからさ、完結しただけでオッケーですよ。なにしろ終わるって、信じてなかったからさ。
でも小さいのはやっぱりいいよね。XBOX360と大きさ比較しても、別次元のサイズですよ。なに詰まってんだよ、この白ブタがぁーっ!とXBOX360にツッコミたくなりますが、「性能がぎゅっと詰まってます」と微妙に生暖かい答えが返ってきそうです。早くダイエットしてくれ。お前を捨てて、買い換えるから。もっともPS3はコレより大きいんだと思うと、薄型PS2とPS3、本当に同じ会社の製品なんだろうかと思います。感性が逆方向じゃねえか。
”ゲームの”ローンチソフトはゲームショウの時に発表されるんでしょうか。『リッジ』と『鉄拳』と『無双』? とっても楽しみですね。PS2、PSPのローンチと比較して、色々と物悲しい気持ちにさせられそうです。
そういえば、PS3みたいなバカ高いゲーム機には、何万円もつぎ込むユーザーが付いている『アイマス』のようなソフトが合っている、という意見をどこかのブログで読んだ気が。『アイマス』はXBOX360に取られちゃいましたし、残るは『三国志大戦』でしょうか。E3で発表していたカメラ使ったカードゲームシステムを使ったらいいのかな?
しかしXBOX360も『アイマス』『お姉チャンバラX』の発表で、にわかにユーザー層が広がってきた感じ。少なくともXBOX360を肯定する話題は、2倍、3倍になった気がします(なんとなくの印象)。
バンダイナムコゲームス、「THE IDOLM@STER」次の舞台はXbox360に!
北米ではXBOX360とPS3がコアゲーマーの争奪戦をくり広げると予想されていますが、日本でもオタ争奪戦が激化しそうです。まっ、普通に考えれば、PS3の圧勝です。アニメファン全員がDVDを買っているわけではないものの、濃いファンは買っています。一般層に魅力が伝わりにくいといわれるブルーレイでも、濃い層を獲得する可能性は高いでしょう。PS3に対抗するXBOX360は、さらに濃度を高めていくしかないでしょうね。
うーむ、書く予定だったエントリーを書く前に、他に書くことが出てきて・・・・なかなか書けませんね。
それはさておき、バンナム〜!! 何を考えたらこうなるんですかっ!?
しらいあきひこのフランスエンタメ研究所@CNET 「日記復活・DIGRA」
ゲーム研究業界的にはアンチゲーム脳のほうが主流です. というか,ゲーム世代のゲーム好きが集まってLudicしてるので,当然といえば当然なのです.ほぼ同意。ファミコンで育った人間が大人になっているので、そりゃ研究をやろうという人間が現れてくるのは自然なことです。しかしそれが、ゲーマーの雑談以上のものになるかというと、どうでしょうね? 研究者様の分析が、ネット上に感想を掲載しているゲーマーの方々より優れているとは到底思えませんし、その根拠も無いでしょう。そんなもんに妙な箔がついてもしょうがない。
こういうのを「遊びの研究」ではなく「研究者の遊び」と揶揄された時代もあることに注意です.個人的にはDiGRAは様子見ということにします.なぜなら「地盤のいい学会」というのは金トリ学会としては良いのですが,茶飲み会としても,学術の探求の場としても,たいてい機能しません.たとえば情■処理学会とかは名前も地盤もいいのですが,研究者としては研究会しか利用価値がないです.会報も紙は良いけどうざすぎます,なんと言っても会費が高いのがつらいです.
ちなみに既に日本国内にはゲーム関連学会や大学コースがいくつも立ち上がっています.
しかしその多くが「学者発ゲーム学会」で「研究者の遊び」という印象をぬぐうにはあまりに,ゲーム産業界との足並みが取れていません.
たとえば、生暖かく見ていた「RGN : コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会」も、発表者を見ると、ネット上でゲームの感想や分析を書いている人ばかりで、「物語」をテーマに掲げている割に、たとえばストーリー系ゲームのシナリオライターを招いて話を聞くような様子は見られません。最初から現場と徹底的に乖離しているわけです。「遊びの研究」なのか、「研究者の遊び」なのかは言わずもがな。
小野憲史氏のエントリーを読んであらためて思ったのですが、書き方が上手いですね。たとえば「日本のノウハウがどんどん海外の開発者にまねられている予感」「彼らはお手本からマネるのは巧い」あたり。日本のゲーム制作者は1からゲームデザインを生み出すのが得意で、欧米のゲーム開発者はそれをマニュアル化するのが巧い、というのは、それぞれの市場で売れているソフトを見ても感じることです。『God of War』にしても、評価は大変高いものの、日本のいくつかのゲームのいい所取りをしているだけ、ともいえます。
本気で読者を説得しようという気持ちがあるんでしょうね。このエントリーも、日本のゲーム開発の危うい点を簡潔に指摘しています。日本のゲーム開発の現状に危機感を抱いている人は、ゲーム業界および周辺に結構います。ゲームのノウハウの共有化を推進した方がいい、とネット上で発言している人はこういう書き方を見習った方がいいかもしれません(笑
彼らの多くは、その言葉を読んでも、本気で説得しようと思ってるように「思えない」んです。欧米のゲームが好きな人が多いからかもしれませんが、欧米>日本という図式で物を語りたがる傾向があります。すると、日本のゲーム開発を良くしたいのか、それとも欧米ゲームをマンセーしたいのか、どっちかわからない事になります。たとえば、「日本のゲーム開発は遅れている」とか、「日本のゲーム開発者は不勉強だ」とかね。長所は見ない。で、短所だけ大喜びで指摘。で、オマケに「欧米はゲームデザインの学問化が進んでいるんです。だから現場の人間もゲームデザイン学の用語で議論できないと・・・」みたいなことを言い出しちゃう。
半年以上前の話ですが、中には「『Web2.0』という言葉を使うな、学問的な『創発』という用語を使え」などと噛み付いてくる学生さんまでいたわけです。「コンピューターゲームは40年の歴史があり、10数年のwebとは比較するまでもない。同じインタラクティブ・メディアといっても、あまりにも差がある。」なんて発言は、ボクにはゲーム学の象牙の塔化、他メディアへの敬意を忘れた暴言としか思えません。今、Webに毎日触れている人とゲームに毎日触れている人、どっちが多いと思っているんでしょうか?
たとえば、任天堂は経営方針説明会の中で、「Web2.0」という環境変化に対して「WiiConnect24」を打ち出したと説明しています(Q8)。またスクウェアエニックスも、「Web2.0」という環境変化を意識した発言をしています。では、任天堂のWiiConnect24はWebの「安易な流行」に乗った安易なサービスなんでしょうか? まだ全貌も詳細も不明ですけど、それこそ安易に結論は出せないと思います。またスクウェアエニックスはWebの「安易な流行」に乗った安易なオンラインゲーム会社なんでしょうか? ボクにはそうは思えません。
ボクはユーザーが制作の「結果」うまれた「作品」を評価するのは当然の権利だと思いますし、どんなことを言ってもいいと思います。「クソゲー!」の一語でも構いません。お客さんの当然の権利です。ただ、自称研究者が制作の「プロセス」にあれこれ言うのは、ちょっと違和感があります。
別の例を出します。視聴者がアニメを見て、「作画が酷い」とか「シナリオ糞」とか、感想を言うのは当然の権利です。でも、アニメを一度も作ったことのない学生さんがアニメ学という自称学問を勉強して、現場で働いているアニメータの人を捕まえて、「その作画の仕方はイマイチだね。だから日本のアニメは駄目なんだよ。海外のアニメ産業で使われているアニメデザイン用語があるんだけど、それを使ってトークしないと・・・」なーんて説教を始めたら、あまりにもアレげな光景じゃないでしょうか?
勉強の弊害というやつで。エッセンスの詰まった本を読むと、わかった気になっちゃうんですよね。そして用語をいっぱい使うやつがエラいみたいな高ぶった気持ちになる。危機感がある人間ほど、上から物を言いがち。それだけならいいんですが、どんどん視野が狭まって、一般の人の感覚から遠ざかった議論を狭い輪の中で繰り広げる集団になってしまいます。まぁもしかしたら、学会はそれでいいのかもしれませんが。
欧米のゲーム業界が急速に「産業化」したのを見るに、日本でもいわゆる産官学を推進した方がいいのは頭ではわかるんですが、心は逆。学問化が進んだ結果、単純に欧米のやり方を盲信したり、しょうもない噛み付き方をするゲームデザイン学生さんが量産されても、日本のゲーム開発が良くなるとは到底思えません。逆効果なんじゃないの?とさえ思います。
欧米のゲーム開発者は、日本のゲーム開発者の生み出したアイデアやゲームデザインを高く評価して、敬意を払って、そしてマニュアル化して、自分たちのゲームを良くしているわけです。なのに、お膝元の日本人の自称ゲーム研究者の人たちが欧米の方ばかり見ているんだとしたら、日本のゲームではなく、欧米の本ばかり見ているんだとしたら、それって何なの・・・・? まぁ浮世絵にしても、海外の人が先に評価して、それから日本でも注目を集めたんでしたっけ。これって日本の研究者の伝統ですか?
だから発熱地帯のDAKINIは、ゲーム開発の現場にいる1人として、ゲームデザイン学だの、ゲーム学会だのに協力する気は無いと断言し宣言し明言します。さすがに「そんなもん、要らねえ」と主張する気はないし、積極的に批判しようとは思いません。ゲーム研究について正直に書けば、批判になるのはわかっているから、これまで意図的にスルーしてきました。今回も1回ぐらいは書いておこうかと思っただけです。
しかしまぁ、もう一度噛み付かれたら・・・・無視するわけにはいきませんし、困ったもんですね。
さて今日は何を書こうかと思っていたら、わぱのつれづれ日記さんが西川善司氏の日記の記述に突っ込んでおられますね。あら、なつかしい。ボクはこのブログを始める前は、ゲーム系ライターの戯れ言、嘘、間違いを斬る!ってな感じの文章を書いていた時期があるんですが、西川善司氏はたびたび取り上げたライターです。まだいたんだ、この人。
3Dの技術について解説記事を書ける数少ないライターの1人で、必然的にPC系の記事が多いです。そのため、心情的にはマイクロソフト寄り(つか、洋ゲー寄り)なのでしょうね。プロセッサ性能至上主義の流れに乗っかって飯を食っている人ですから、Wiiの思想とは対極にあるわけです。XBOX360を持ち上げて、Wiiにはかなりネガティブなことを書いているのも自然な態度でしょう。ゲーム業界の新しい潮流からは大きく外れているわけですが、「性能厨なゲーム開発者もたぶん、こういう受け取り方をしているんだろうな」と思って読むと面白いです。
そうそう、2003年5月のE3では任天堂に悪感情を抱く扱いを受けたらしいので、それを引きずっているのかもしれませんね。
ニンテンドーはプレスカンファレンスで名刺を差し出して「プレスキット下さい」といったら,現地にいた日本人任天堂スタッフに「フリーランスの方なんかにはあげられません!!」(京都弁なまり付き)といわれてしまった。とほほほ。私もまだまだ青いなぁ…。本当にこんな事を言われたのか、単に断られたのを誇張して書いてるだけなのか。しかしもし本当なら、この頃の任天堂はメディア対策が失敗していたという事ですし、3年経っても悪感情を忘れないような人が世の中にいるかもしれないことを肝に銘じて、慎重にメディアに臨んだほうがいいでしょうね。市場で成功している時は、泥団子を投げつけたがる人も湧いてくるわけですし。
DSの成功を受けて、今ゲームが少し元気を取り戻してきています。そうなると時間差を置いて、メディアの方にも動きが出てきます。『ゲーム批評』が無くなって、ゲームのある生活応援マガジン『G-navi』が創刊されるご時世ですからね。ファミ通もようやく、そろそろ時流を理解し始めた感じですし。
ふーむ。時間があったら、ひさしぶりにゲーム系ライターについての寸評をリスト化してみようかな?
当然、波に乗れる人と乗れない人がいるわけですが、ゲーム系ライターにも動きが出てくるかな、と思います。この人はどういう背景と情念をもって、こういう意図の記事を書いているのか?とか、誰の言うことが信用できるの?とか、そういう認識はボクたち読者の間で共有しておきたいものです。
そういえば、最近ちょっと目に止まったのが加野瀬未友氏。加野瀬氏というと「美少女ゲームの人」というイメージが強かったので、それ以外のゲーム関連記事が新鮮でした。任天堂を好きじゃないんだろうな(なんつーか永遠の「メガドラ、PC-Engineっ子」という印象)と勝手に思っていたので、ユリイカの任天堂特集は意外でした。まー、別に飯の種と好き嫌いは関係ないんだけどさ。
CNetのオンラインゲーム市場の記事も、芸幅の広さを感じました。既存のゲーム系ライターとは違うスタンスで、色々と興味深い記事を書かれるのかな、と期待&注目。ところで、このページの図の「家庭用ゲーム系」にマイクロソフトのXBOX Live!は載っているのに、任天堂のWiFi Connectionは載ってないのは何故? 昨年末からの話題性を考えれば、意図的に無視したか、やっぱりゲーム機業界のことはうとかった? (いや、しかし、それは無いよねえ・・・・)
E3でPS3の問題点が誰の目にも明らかになり、色々な事が言われていますが、昔から天下二分論を唱えていたボクにしてみれば、予想の範疇の出来事でした。性能至上主義が崩壊しつつあることを始め、ソニーの問題点をずっと書いてきました。今年のE3は、変化がより大きくなって、誰の目にも明らかになっただけです。E3の話題をスルーしたのも、あらためて書くような事は何もないからです。
世界シェアという点で、据置ゲーム機はマイクロソフトがシェアを握り、携帯ゲーム機は任天堂が握りつつあります。もっとも、「XBOX360が世界シェアトップ」というのは、日本ではシェアを取れないけど、最大市場の北米でシェアを取るから、世界トータルではトップという意味です。
裏を返せば、日欧米どの地域でも売れるゲーム機はPS2が最後で、各地域で台数シェアが変わる時代に入ったということです。そういう認識は、すでに多くのソフトメーカーの経営者が抱いていることで、スクウェアエニックスの和田社長も常々コメントしています。
「いままでとは質の違う環境変化を向かえている。これまでの一強皆弱ではない時代がくる」とコメント。各プラットフォームが併存し、国や環境によって勝ち組プラットフォームが変化するとの見方だ。何もこれは日本のゲーム会社だけの認識ではありません。韓国オンラインゲーム界の雄NCsoftのTJ Kim氏も同じ事を言っています。
1年で私もちょっと考え方が変わりましたよ(笑)。現在,コンシューマゲームの市場は,どの機種を選んだとしても,広い意味での「ローカルプラットフォーム」になってしまっているのではないかと考えています。例えばプレイステーション2の場合,タイトルが出れば日本でもかなり売れて,ヨーロッパ/アメリカでもそれなりの売り上げが見込めました。しかし次世代機が出揃った現在,技術的には向上していますが,市場的には若干後退しています。ここまで明確に言葉にしなくても、ソフトメーカーの幹部にとって、地域主義の台頭はいまや大前提です。
今回のE3でも複数の次世代コンシューマ機が出展されていますが,私にとってはそのいずれもが,プレイステーション2のようにワールドワイドな市場で通用するものになるとは思えません。コンシューママーケットはすでに,グローバルパワーを失いつつあると考えています。
今後は、グローバルコンテンツとローカルコンテンツの2つに分けてソフトラインナップを考えて、ローカルコンテンツは各地域の開発スタジオに制作をまかせるケースが増えていくと思います。またグローバルプラットフォームとしての据置ゲーム機の価値が下がるため、相対的にPCのプラットフォーム価値が上昇します。最強のゲームOSを自称するWindows Vistaが出てきますし、PCの価値を見直す動きはより顕著になるでしょう。
ピーター・ムーア氏インタビュー 日本での成功なくしてXbox 360の成功あり!?
さて、このような記事によって、日本のソフトメーカーがXBOX360を見捨てつつある、という話が広がっているようです。まぁ実際、今年のE3は酷いもので、スクウェアエニックスが『FF11』の供給を発表し、マイクロソフト自身が日本のソフトメーカーを持ち上げていた去年とは対照的でした。
粘りの無い所に勝機はありません。PS3が大失敗をおかした時、XBOX360が日本向けに大きな発表を行っていたら、少しはムードが上向いたでしょうに。反攻する最大のチャンスを逃した以上、マイクロソフトが日本でシェアを伸ばすのは難しいでしょう。まぁ北米では相変わらず好調なので、彼らはそれで構わないのでしょう。もっとも、ついに北米市場は市場の縮小が始まりました(2006 ESSENTIAL FACTS/ESA)。
ただね、XBOX360が北米で売れようが売れまいが、それは北米市場ローカルでの話であって、日本市場に影響することはありません。日本のユーザーは北米で売れているからゲーム機を買うわけではないし、北米のユーザーも日本で売れているからゲーム機を買うわけではありません。日本以外を制覇したら、自動的に日本市場がオマケでついてくる・・・・なんてのは、電波戦略もいいところです。大多数の消費者はゲームがつまらなければ、買わなくなるだけです。ほしいゲーム機がなければ、買わなくなるだけです。世の中には娯楽がいっぱいあるんですから、無理に今まで見向きもしなかった洋ゲーを遊ぶ必要はありません。離れていくだけでしょう。
逆に北米のユーザーはたとえ日本で売れていなくても、XBOX360を買うわけです。ゲーム機はローカルプラットフォームという認識が当たり前になりつつある中、普通はソフトメーカーも、北米市場と日本市場は分けて考えています。例えばカプコンは『デッドライジング』『ロストプラネット』など、XBOX360向けに前評判の高いソフトを用意しています。『ロストプラネット』はE3期間中のXBOX Live!でのダウンロードが2位でした。体験版を配信した所がほとんど無い中、非常に頑張っていました。今はそういう時代で、各地域ごとに戦略を変えていくのが当たり前です。
現実には、日本のソフトメーカーも、北米市場では北米市場にあった戦略を取っています。
にも関わらず、いまだに旧来の考え方に捕らわれている人々もいるのかもしれません。つまり、「日本のソフトメーカーが北米でシェアを取るXBOX360に注力しないと、日本のゲーム業界は世界的には衰退するよ」とか、「長期的には市場の大きな欧米系に、日本のソフト市場は押しつぶされるよ!」などと不思議な理論を唱える人たちです。
日本のゲーム業界衰退論というのは、PS2の頃からずっとあって、特に「ゲーム離れ」「市場縮小」していた頃には顕著でした。しかし実際には、去年から日本の市場は急拡大しているんですよね。日本衰退論を唱えていた人々の言葉はまったく虚しいものです。
日本衰退論で、例としてよく持ち出されるのが映画です。しかし、別にゲームは映画とは違うメディアですから、何の説得力もありません。たとえ話は一見説得力をもつが、何も言っていないに等しいのです。それこそ、たとえ話を持ち出すなら、アニメもコミックも日本は確固とした牙城を築いています。テレビドラマやバラエティなどの日常目にするコンテンツは、日本ローカルのコンテンツが圧倒的に多いわけです。映画のようなたまにしか見ないものと、日常的に消費するものは、求める品質や価格や地域文化性が全然違うんです。
あえて、映画やテレビドラマの例をゲームに当てはめるなら、据置ゲーム=映画=高級&非日常、携帯ゲーム=テレビドラマ=日常という感じでしょうか。去年からのDSブームを考えれば、大多数の日本人にとって、日常気軽に遊ぶものは携帯ゲームで十分なわけです。そこは、開発規模がどうの、物理エンジンがどうの、映画的なゲーム製作がどうの、といった「知ったような言葉」とは無縁の世界です。
例えば、『Newスーパーマリオ』が初週87万本売れたらしく、ダブルミリオンはほぼ確定、トリプルミリオンを見据えた動き方をしています。『テトリスDS』が出荷80万本を越え、ハードの累計台数は840万台。年末に500万台突破とか言ってたばかりなのに。DSの勢いはもはやかつてのファミコンブームに匹敵すると言っても過言ではありません。
いま目の前で起きている市場の大再生を無視して、いかなる未来予想も無意味です。かつてファミコン市場が誕生した際、その流れに乗ったから、大手ソフトメーカーは急成長しました。成長のチャンスを逃した会社の多くは、消えていきました。
据置ゲーム機は、今や衰退し、縮小している世界です。しかも、全世界どの地域でも売れるという特性さえ失いつつあります。携帯ゲームに押されていますし、PCのオンラインゲームにも着実に食われつつあり、あまり良い未来図は見えません。で、もし仮に、そういう世界から大多数のユーザーが離れてしまって、残るのはマニア層だけとなった場合、そんな狭くて小さい世界を欧米勢が握ろうが、日本勢が守ろうが、どうでもいいことなんですよ。ゲーム機の中心が、据置から携帯に移った、という事なんですから。ゴーストダウンを誰が占拠したかなんて、つまらない話ですよ。
どちらかといえば、このまま急速に「据置→携帯」のシフトが進むのかどうか、据置が盛り返すことがあるのかどうかが重要です。つまり据置ゲーム機が再び、日常的な娯楽を提供する、テレビに接続された機械に戻るのかどうかです。日本でのゲーム離れは、ゲームが大多数の消費者のニーズを越えて、非日常的で高級で高プレイコストなものになったから起きました。逆に、市場が急回復したのは、日常的に手頃な値段と手軽なプレイコストで楽しめる携帯ゲーム機が盛り上がったからです。
・・・・まぁ世の中には、ゴーストタウンで幽霊談義をするのが好きな人もいらっしゃるんでしょうけど。
気がつけば発売日。
ゲーム系サイトを見ると、何となく、PS3発売延期に話題を持っていかれた気がしつつ。
すでに200万本以上を出荷!『FF XII』発売/Gpara.com:ゲームニュース
とはいえ、初回で200万本以上を出荷しているあたり、さすがの一言。
「完成まで莫大な時間と人をかけてきました。いろいろとありすぎて、一言では言えませんね」と話し「振り返るとタイトルを発表した2000年の時には、オンラインゲームでした。その後、オフラインとなり、紆余曲折があって本日に至りました」と感無量といった様子でコメントしていた。そういえば、オンラインゲームになるはずでしたか。FF11をオフラインにしたような・・・・という意見を耳にしますし、その名残りはあちこちに見受けられるのかもしれませんね。
「FF12は買うよ! クリアしてる時間無くても絶対! ガキの頃から洗脳されてるんだし、外せないよね!」などと言っているうちに、発売日が近づいているわけですが、いまだに予約してません。近所のコンビニのレジにPOPが飾ってあって、見るたびに「ああ、そろそろ予約しないと、期限が・・・・」と思うのですが。グダグダと予約しないまま、今日まできてしまいました。このままだと『ワンダと巨像』の二の舞になりそうな予感も。
しかしなんですね、とりあえず今の所「面白いゲーム」は要らんです、もはや。正確にいうと、「面白いけど、疲れるゲーム」は要らないです。たぶんきっとものすごくボリュームもあるでしょうし、作りこみやこだわりもたっぷりで素晴らしいのでしょうけど、最後までやる自信がそろそろ無くなってきました。こだわりとか無くていいし、1000円高くてもいいから、ダイジェスト版売ってくれないかな、マジで。
『FF12』といえば、ファミ通で40点満点らしいという噂が流れていますが、開発チームの前作が『ベイグランドストーリー』だったことを考えれば、まあ納得。それにしてもアマゾンでは発売前から高得点をつけているレビュアーがいるわけですが。発売してなくてもレビューできるというのは、なかなか頼もしいカスタマーがいっぱいで、素敵に愉快です。遊ばなくても内容がわかる『FF』をボクにも売ってほしいですよ、ホント。
実際のところ、買うのか買わないのかは自分でもよくわかりません。サイコロ振って決めましょうか?
なんつーか世の中、「面白い」かわりに面倒くさくて疲れるゲームばっかりです。「面白い」けど面倒くさくなくて疲れないゲームがほしい。良い言葉を思いつかないんですけど、ゲームを「面白い」という時、2種類の面白さがあるんですよね。
A.遊んでみるときっとすごく面白いのはわかってるんだけど、面倒くさいし疲れる面白さ。
B.そんなに面倒くさくないし、疲れない面白さ。でもたぶんすごく面白くはないかも。
ゲームというメディアはやはり「面白さ」が大切です。けれどもそれは必ずしもAの面白さを意味しません。かつてはゲームの面白さというのはイコール、Aの面白さのことでした。しかし最近では、Bの面白さを支持する人が増えてきている気がします。
こうした面白さの違いを、ボクは便宜上「面白いゲーム」と「楽しいゲーム」という言葉で区別しています。ボクには『ワンダの巨像』も『FF12』も『新鬼武者』も『戦国無双2』もすべて面白いゲームに見えます。そういうゲームを否定するつもりはないんです。ただ、できればダイジェスト版を出してほしいなあ。ひと口サイズで味わえるのを。価格は同じでいいからさ。そっちのほうが価格が高くても、そっちを買う人って意外といるんじゃないかな?
しかし『FF12』を買っても買わなくても、これは一度飲んでみたいなあ。
PCWatch:サントリー、「ポーション」をイメージした清涼飲料 「ファイナルファンタジーXII ポーション」を発売
しかし『FF12』をクリアする暇はあるのでしょうかね。
まあ買うんだけどさ。
これも気になってるんだよなー。
『ロストチャイルド』 (たまソフト)
平成ライダーの影響をもろに受けて、制作を始めたらしいと聞きます。
まあ公式サイトを見れば、それがよくわかると思いますが。
約3年という長期の開発期間をへて、ついに完成。
そういえば、『FF12』『マブラヴ』『ロストチャイルド』『MOTHER3』と、今年は長期開発のソフトが完成することが多いですね。まぁ、いよいよ次世代機戦争が本格開始する年であり、PS2最後の年ですからね。たまっていた物が他にも出てきてもおかしくないです。何度も延期を重ねていると、紙の上でしか出来ていないソフト「ペーパーウェア」と呼ばれるわけですが・・・・って、誤用だったんかい?
そういえば、もう1つ。今年は『新』とか『ニュー』とか付いたタイトルが多いような気がしますね。
・『新鬼武者』 (PS2)
・『New スーパーマリオブラザーズ』 (DS)
・『ニューレインボーアイランド』 (DS)
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んー、なんだろう。「続編ばっかり」と言われている現状への一定の反省の表明なのか。それともシリーズに新鮮さを取り戻したいということなのか。去年は「ゲームらしくないゲーム」が新しいユーザーを開拓し、市場を席巻した1年でしたが、今年は「ゲームらしいゲーム」がリフレッシュして、新しいユーザーを取り込んで勢いを取り戻す1年になるでしょうか。
予約しておいたXBOX360を取りに行ってきましたよ。大きさ以前に、重い、重すぎる! この記事によるとパッケージ全体で6.2Kgあるらしいです。うーむ・・・・。ちなみに本体だけだと3Kg。大きいと言われるものの、高さと幅に関しては初期型PS2とほぼ同じなんですよね。むしろソニーの薄く見せるデザインの秀逸さをあらためて感じます。しかし奥行きはだいぶ差があります。
どこかのゲーム機のように、買ってきたのに電源入れても起動しないよ! などということはなく、ホッと一息。こんな重いの持って、再び小売店に持っていくなんて、しんどいですからね。電源入れても起動しないかもしれないというドキドキ感は、きっとボクの人生にずっとつきまとうんでしょうな。ああ、素敵な人生体験。ていうか、ほぼ1年前じゃないか。
それにしても、コントローラで電源を入れられるのは良いですな。この手軽さはワイヤレスコントローラの利点の1つですね。ワイヤレスコントローラの是非については以前「ワイヤレスコントローラは敷居を上げるのか下げるのか」に書きました。ゲーム機の世代が進むにつれて、コントローラの機能が複雑化していき、価格が上がっているのは、個人的には問題だと思ってます。ゲームソフト1本買えちゃう値段になってますからね。
『リッジレーサー6』を少し遊んだ程度なんですが、ゲーム中にXBOX Live!の機能を呼び出せる点とか、全体的にパソコンにかなり近づいてるのを感じます。マイクロソフトだから、というより、全体的にそっちにシフトしていってるんでしょうね。携帯ゲーム機のDSやPSPにしても、本体に内蔵アプリが入っていて、起動メニューが用意されてるわけですよ。もはやゲーム機は玩具ではないんでしょうね。低年齢層に一番強い任天堂のゲーム機にしても、デザインが脱玩具化してますから。
こういう小さいPCが珍しくなくなっているとはいえ、全体としてはまだPCのほうが据置ゲーム機より大きいわけですが、据置ゲーム機は世代が進むたびに大きくなっていますし、一方でPCはスリム化が長期トレンドになってますから、PS4世代の据置ゲーム機は個人向けPCの平均サイズと差がなくなっているのかも・・・・。
それだけ性能と機能が増えた、大人のユーザーが増えて年齢層の幅が広がっている、ということなんでしょうね。まぁテレビに接続するデバイスは、独身でもなければ、「家族全員で共有」するものですから、少々大きくても許容できると思います。テレビも大型化が進んでいますしね。
一方で、PCや携帯ゲーム機のような「個人で使用」するものは、小さいほどありがたいです。PCを買い換えるにしても、ボクはどうせ拡張なんてしないから、性能は現状のままで良くて、筐体をMac miniぐらいの大きさにしたい感じ。そうなったら、ゲーム機>PCになるんですなあ・・・・。ファミコンの頃には想像できない逆転現象だ・・・・。