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このサイトは、ゲーム開発、およびゲーム周辺の周辺技術や動向について日々考察し、毒舌的に物を書き続けることを通して、「ゲームの未来形」という大テーマに対して、何か考えを深められるといいなあ・・・・・・というサイトです。

2006年06月29日

そろそろゲーム系メディアにも動きが出てくるかもね

ひさしぶりになつかしい名前を見た

さて今日は何を書こうかと思っていたら、わぱのつれづれ日記さんが西川善司氏の日記の記述に突っ込んでおられますね。あら、なつかしい。ボクはこのブログを始める前は、ゲーム系ライターの戯れ言、嘘、間違いを斬る!ってな感じの文章を書いていた時期があるんですが、西川善司氏はたびたび取り上げたライターです。まだいたんだ、この人。

3Dの技術について解説記事を書ける数少ないライターの1人で、必然的にPC系の記事が多いです。そのため、心情的にはマイクロソフト寄り(つか、洋ゲー寄り)なのでしょうね。プロセッサ性能至上主義の流れに乗っかって飯を食っている人ですから、Wiiの思想とは対極にあるわけです。XBOX360を持ち上げて、Wiiにはかなりネガティブなことを書いているのも自然な態度でしょう。ゲーム業界の新しい潮流からは大きく外れているわけですが、「性能厨なゲーム開発者もたぶん、こういう受け取り方をしているんだろうな」と思って読むと面白いです。

そうそう、2003年5月のE3では任天堂に悪感情を抱く扱いを受けたらしいので、それを引きずっているのかもしれませんね。

 ニンテンドーはプレスカンファレンスで名刺を差し出して「プレスキット下さい」といったら,現地にいた日本人任天堂スタッフに「フリーランスの方なんかにはあげられません!!」(京都弁なまり付き)といわれてしまった。とほほほ。私もまだまだ青いなぁ…。
本当にこんな事を言われたのか、単に断られたのを誇張して書いてるだけなのか。しかしもし本当なら、この頃の任天堂はメディア対策が失敗していたという事ですし、3年経っても悪感情を忘れないような人が世の中にいるかもしれないことを肝に銘じて、慎重にメディアに臨んだほうがいいでしょうね。市場で成功している時は、泥団子を投げつけたがる人も湧いてくるわけですし。


そろそろゲーム系メディアにも動きが出てくるかもね

DSの成功を受けて、今ゲームが少し元気を取り戻してきています。そうなると時間差を置いて、メディアの方にも動きが出てきます。『ゲーム批評』が無くなって、ゲームのある生活応援マガジン『G-navi』が創刊されるご時世ですからね。ファミ通もようやく、そろそろ時流を理解し始めた感じですし。

ふーむ。時間があったら、ひさしぶりにゲーム系ライターについての寸評をリスト化してみようかな?
当然、波に乗れる人と乗れない人がいるわけですが、ゲーム系ライターにも動きが出てくるかな、と思います。この人はどういう背景と情念をもって、こういう意図の記事を書いているのか?とか、誰の言うことが信用できるの?とか、そういう認識はボクたち読者の間で共有しておきたいものです。

そういえば、最近ちょっと目に止まったのが加野瀬未友氏。加野瀬氏というと「美少女ゲームの人」というイメージが強かったので、それ以外のゲーム関連記事が新鮮でした。任天堂を好きじゃないんだろうな(なんつーか永遠の「メガドラ、PC-Engineっ子」という印象)と勝手に思っていたので、ユリイカの任天堂特集は意外でした。まー、別に飯の種と好き嫌いは関係ないんだけどさ。

CNetのオンラインゲーム市場の記事も、芸幅の広さを感じました。既存のゲーム系ライターとは違うスタンスで、色々と興味深い記事を書かれるのかな、と期待&注目。ところで、このページの図の「家庭用ゲーム系」にマイクロソフトのXBOX Live!は載っているのに、任天堂のWiFi Connectionは載ってないのは何故? 昨年末からの話題性を考えれば、意図的に無視したか、やっぱりゲーム機業界のことはうとかった? (いや、しかし、それは無いよねえ・・・・)

Posted by amanoudume at 2006年06月29日 21:28 個別リンク
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