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このサイトは、ゲーム開発、およびゲーム周辺の周辺技術や動向について日々考察し、毒舌的に物を書き続けることを通して、「ゲームの未来形」という大テーマに対して、何か考えを深められるといいなあ・・・・・・というサイトです。

2006年11月15日

分裂するニーズ

次世代据置ゲーム機はどれも2バージョン以上発売される!?

Game Watch:ソニック・ソリューションズ、2007年下期発売予定の「Wii」新バージョンにDVD再生機能を提供
報じているサイトで若干の文面の違いがあるものの、どうやらDVD再生機能を備えたWiiが2007年後半に発売されるようです。2007年後半ってずいぶん間が空くなあとは思うものの、2バージョン出る事自体はさほど違和感がありません。最近のゲーム機では当たり前になってきたからです。

XBOX360はHDD無しのコアシステムとHDD有りの標準パックの2種類ありますし、PS3も20GBモデルと60GBモデルの2種類あります。また携帯ゲーム機でも、PSPは当初2パッケージあり、期間限定でギガパックが発売されました。2種類以上のパッケージが発売されるのはもはや珍しくありません。


ユーザーのニーズが多様化してきた

もともとゲーム機は「単一のモデルを数百万台、数千万台売る」というビジネスでした。それが崩れつつあります。シャープのツインファミコン、日立のハイサターン、松下のQなど、他メーカーから機能追加バージョンが発売されることはありましたし、ソニーのPSXのような例もあります。けれどもそうした、ある種キワモノの商品は必ずしも成功例として認識されていませんでした。なぜなら価格の高いバージョンは総じて不人気だったからです。

変化が起き始めたのはごく最近です。
PSPのギガパックが大好評で売り切れたこと。価格にうるさいと言われる北米市場で、XBOX360の価格の高いパッケージの方がよく売れたこと。先週発売されたPS3も、60GBの方に激しく人気が集中していました。60GB版が品切れにならなければ、もっと極端な売上比率になっていたと思います。

要は、ユーザーの幅が広がり、ニーズが多様化しているという事です。
かといって、あらゆるユーザーに同じ機能を提供しようとすると、ゲーム機に求められる性能や機能が向上しているので、コストが高くつきすぎます。

するとメーカーごとにどの機能を標準にし、どの機能をオプションにするか、選択に違いが出てきます。各社とも方針が異なっているからです。メディア再生の機能に違いがあるほか、3機種ともネットワーク機能は標準搭載していますが、内蔵ストレージの扱いが異なっています。


標準とオプションに見る各社の違い

簡単にまとめると以下のようになります。

    対戦  DL販売  映像配信  DVD再生  次世代DVD再生 
ソニー   ○  ○  ◎  ○  ◎
マイクロソフト   ○  △  ○  ○  △
任天堂   ○  ○  △  △  ×

対戦
どのハードもネットワーク機能を標準搭載しています。つまり最低でもオンライン対戦は標準でサポートされるという事です。基本的にはどのハードも同じ評価だと思います。立ち上げ時のオンライン対応ゲームの本数でいうと、Wiiが少ないのですが、しばらく様子を見たい所です。

DL販売(ダウンロード販売)
内蔵ストレージの有無はダウンロード販売に大きく関わります。
マイクロソフトだけ△にしてあるのは、内蔵ストレージを標準搭載していないからです。つまりマイクロソフトは、最低限、対戦だけサポートしておけばネットワークサービスは十分と考えているわけです。ダウンロード販売は少しリッチなユーザーのためのサービスと位置づけています。一方、ソニーはHDDを、任天堂はフラッシュメモリーを標準搭載していて、対戦以外の色々なネットワークサービスが必要と考えています。

映像配信
やはりPS3がダントツに高いです。ラインナップが極小とはいえ、ローンチ時から配信サイトを立ち上げていますし、HDDが標準搭載というのも大きいです。マイクロソフトも映像配信をスタートさせますが、HDDが標準搭載でないため、少し評価を落としました。Wiiは今の所なにも発表されていませんし、フラッシュメモリーの容量を考えると、映像配信には少々厳しいため、△としました。

DVD再生
PS3とXBOX360が標準で再生可能。Wiiは新バージョン(あるいは何らかのアタッチメント?)で対応するようですね。正直2007年後半の時点でDVD再生がゲーム機の販売にプラスになるかというと疑問ですが・・・・。ただ、DVDさえつけば、SD環境においては娯楽マシンとしての不足点はほぼ完全に無くなりますね。

次世代DVD再生
標準対応しているのはPS3だけです。PS2の時のような安物プレーヤーではなく、しっかりした機能と品質を備えているので、◎としています。XBOX360は外付けで対応しています。Wiiは対応するとは発表していませんし、普通に考えてしないでしょう。


まとめ
こうしてみると、PS3はあれもこれもやろうと欲張りすぎていますね。結果的に価格がはね上がって、ウルトラヘビーユーザー以外は手を出しにくいゲーム機になっています。コストダウンの速度が非常に重要になるといえるでしょう。

XBOX360は適当にコストを抑えながら、全方位を見ている感じです。よく言えば、手頃な値段であらゆることを満足させてもらえますが、悪くいえば中途半端に陥る危険性もあります。北米のコアゲーマーにとって一番お手頃感があるのは確かでしょう。

WiiはSDに特化していて、映像よりもゲーム機としての価格の安さやコミュニケーションを重視しています。HD環境が普及する前に、圧倒的なシェアを築けるかどうかがポイントでしょう。また、よりコミュニケーション性能の高いDSが最大のライバルになると思われます。

Posted by amanoudume at 2006年11月15日 18:11 個別リンク
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コメント

「内臓」がどうしても気になります。

う〜ん、ニーズが分裂するというより、

・完全版と廉価版
・価格アピール用とホントに売りたいパッケージ

っていうメーカーの思惑の結果であって、
他のキワモノのそれとはちょっと違う気がするんですよね。

キワモノはしょせんキワモノですが、
完全版ならばそちらの方が魅力的に見えます。
(キワモノが完全版という人はいないでしょう)


任天堂が苦しいのは、この時期にDVD追加版が出るという情報によって
今度発売されるのは廉価版じゃないか?という印象を与えることですね。

かといって、
「いやいや、それはキワモノですよ。」と言ってしまう訳にもいかんでしょうし。

>たろうさん
ご指摘ありがとうございます。
いやはや、書いた後、「ちゃんと読み返せ、俺」って思いました。

>BAN/さん
そうですね。メーカー的には高い方を買ってほしいという思いが
あって、公式に2パッケージ以上を出すのでしょうしね。

ただ、高い方が売れると見込んでいなければ出してもしょうがないので、
ニーズがあると見込んでいるとはいえますが。

ゲーム機は年々高くなる傾向があって、携帯ゲーム機が非常に
顕著ですが、据置ゲーム機も徐々に高くなっています。

・GBA 9800円 → GBA SP 12500円 → DS 15000円 → DS Lite 16800円
・PSP 19800円 (24,800円)

・PS2 4万円 → PS3  59800円(62790円)
・XBOX360 3万9795円
・GC 25000円 → Wii 25000円 (DVD再生版 25000+α円)

XBOX360は日本では初代と大差ないですし、Wiiも同額ですが、
DVD再生版が出るなら価格上昇という事になります。

また、据置機では無線コントローラによる周辺機器の価格上昇、
電池等々も考慮に入れると、携帯、据置ともに敷居が上がっています。

ゲーム機自体で遊ぶことの敷居が高くなっている中、携帯ゲーム機の
価格帯がかつてのファミコン程度になっているという点は興味深いです。
携帯ゲーム機が据置ゲーム機をリプレースしつつある事の1つの表れ
ともいえますね。

携帯:ライト層〜マニアの暇つぶし
据置:マニア層

という感じになっていると思います。

マニア層からとっていくという点では、PS3はまるでPCのグラフィック
ボードのような感じです(笑
最初にバカ高いのが出てきて、半年後にそこそこ、1年で廉価版
だといいのですが、PCのグラフィックボードほど急には下がらない
というか、まさか性能は落とせないので、そこが大変な所です。

おそらくHDDビデオレコーダー機能をもったPS3Xというより高付加
価値なバージョンと、廉価バージョンと両方のアプローチを取って
くるでしょうね。

任天堂は携帯ゲーム機では、取りようによってはあくどい売り方を
してますからねえ・・・・。年末商戦後に新機種発表。
過去の例が、SCEの型番商法のように、差分的な、ちょこちょこした
修正ではないだけに、憶測を呼んでしまうのでしょうね。

まぁ今回のDVDの件についていえば、元々乗り気とも思えない
機能追加ですから、どちらかというとDS→DS Liteのような物ではなく、
PS3の20GB、60GBや、360のコアシステム、標準システムと同じような
位置づけだと解釈(予想)しています。

> 今度発売されるのは廉価版じゃないか?という印象を与えることですね。

それでもマニアとしては、『完全版』がほしいと思うのはわかります。
360の標準システム、PS3の60GBモデルが人気なように、「俺たちは
通だ」と思っている初物買いのマニアほど、完全なものをちゃんと
買いたいと思うものですし。

まあDVD再生機能についての詳細を発表せざるを得なくなるん
じゃないか、と思いますね。もし発表しないのであれば、不必要に
不信感の種をばらまくことになりますし。

もうここまで各マシンで個体差が出ると、本体の性能と言うより。

・そのメーカーにいやなイメージを持って無いか
・やってみたいゲームが出るのか
・今まで遊んでたゲームが何所まで流用できるのか
・メーカーのユーザーに対する姿勢はどうなのか

な所でえり好みが起きてしまいそうな気がします。
全部が全部そういう考えでは無いでしょうが・・・。

ソニーはどうもソフトウェア部門の関係者の発言が
何かと棘があるように見えて仕方ないというか・・・
PS3のPS1/2ソフトの一部不具合を
「我慢すれば出来る」といった部分はちょっと・・・
ユーザーのみならずメソフトメーカーにも喧嘩売って無いかそれ・・と思いましたが

マイクロソフトにいたっては日本市場を見限ってる気もしなくは無いですが。

・・・書いてて的外れな文章になった気が・・ごめんなさい。

> また、据置機では無線コントローラによる周辺機器の価格上昇、
> 電池等々も考慮に入れると、携帯、据置ともに敷居が上がっています

う〜ん、これについては、敷居が上がっているというのではなく、
むしろ、敷居を下げるために価格に跳ね返っているという感じがします。

例えは悪いかもしれませんが、既存のコントローラーってよくよく考えれば
「有線TV(VTR)リモコン」と変わらないわけで、常識的にありえない。
TV周りに置くアイテムとしてゲーム機だけコード付きだったことに
誰も疑問を持たなかったのが今まで不思議だったと言えなくもないかなと。

で、リモコン(無線)を当たり前にするとやっぱり価格に跳ね返ってくると。

携帯ハードにしても、オモチャっぽい形状でコストを下げるという事もできたはずですが、
やっぱり持ち歩くためのデザインを考えるとやっぱりコストに…って思うんですよね。


> おそらくHDDビデオレコーダー機能をもったPS3X

これはSonyがPSXの失敗をどう捉えているのかに関わってくると思いますね。
普通に考えれば“無い選択”ですし、それを乗り越えるだけの商品構成が出来るかどうかでしょう。


> PS3の20GB、60GBや、360のコアシステム、標準システムと同じような
> 位置づけだと解釈(予想)しています。

自分はキワモノ路線で予想しています。
Qユーザーなんで、そういう路線もアリだと思うんですよね。
その分、筐体をアルミボディにするとか、形状を変えるなどして
価格に見合うパッケージにすればいいし。
…市場はニッチですが。

正直、DVD機能をつけた完全版だとすれば、
Wiiへのマイナスイメージが湧きこそすれ、
誰に売りたいのかが見えて来ないです。
案外、国内よりも海外向けなんじゃないかって気もしてきます。

あるいは、全面協力を約束したディズニーへの恩返しか?というのはちょっと妄想気味ですねw

ビクターのVサターンは昨日はほぼ一緒です。日立のハイサターンの間違いではないでしょうか。
また、GBA9800円の前に
初代GB12800円だったこともお忘れないでください。(その後bros、ポケット、ライトとありますが)

>Cattail さん

中身が同じだと、メーカーのイメージで決めてしまうのだと思いますが、
中身が全然別だと、そうはならない気がしますが。

SCEに関して言えば、相変わらずアホな広報だとは思いますが、
CNetの記事に対して、追加コメントをする等、以前に比べると、
ネット上の言論にセンシティブな印象を受けます。追加コメントの
内容は微妙でしたが。

ただ、今はソニーを叩いてネタにする風潮が強いので、揚げ足
取りされすぎてる印象もありますね。


>BAN/ さん

価格というのは敷居の高さの中でかなり大きな物だと思います。
まず買ってもらえないと、何にもなりませんから。

また無線コントローラが本当に敷居を下げるほどの効果があるかは
正直疑問ですね。360とPS3両方使ってて、確かに電源を入れるのは
楽になりましたが、テレビのリモコンをつけたり、入力を切り替えたり、
ソフトを入れ替えたり、まあ大して面倒くささは変わってない気がします。
また電池入れ替えなどの面倒もあります。
遊ぼうとして、電池が切れていて、「あー、面倒」と思って遊ばなかった
ことは少なくとも360では1、2度ありました。

もちろんコードレスが望ましいのは確かなのですが、テレビリモコン
と違って、電力をかなり食いますし、コストも高いので、やや微妙な
印象をもっています。

敷居を下げようというメーカー側の『思惑』が必ずしも敷居を下げる
『効果』『結果』につながるとは限りません。ボクは据置ゲーム機に
関してはあまり評価していません。

これに関しては、過去に1度エントリーを書いていますので、ご参考までに。

ワイヤレスコントローラは敷居を上げるのか下げるのか
http://amanoudume.s41.xrea.com/2005/05/post_66.html

Wiiで指摘されているように、コントローラをそろえるコストが高い事も、
敷居の高さにつながっていると思います。(PS3や360も高いのですが、
Wiiがよく言われるのは家族というコンセプトを掲げているからでしょうね)。

ただ、Wiiの場合は振り回すゲームが結構あるので、有線だと危ない
という問題がありますね。そのためPS3のように遊んでいる間に、
USBケーブルで充電という方式は取りにくい気がします。

> 普通に考えれば“無い選択”ですし、

いえ、どちらかというと、ありそうな選択肢です。というのは、Cellの
SPUを増やしたバージョンを出す事で、ゲームを遊びながら録画できる
PS3を作れるからです。

PSXの場合は、PS2とHDDレコーダーで部品的な共有がほとんど
できず、またPS2が普及した後なので、メリットが見えにくかったわけです。

65nm以降のプロセスを使うのが前提ですが、SPU増加版CELL等を
使って、部品的な共有ができ、PS3がそれほど普及していない時点なら、
HD対応のHDDレコーダー+ゲーム機という選択肢はあると思います。

(PS3はPS2当時と比べると、コンフィギュレーションの違いを前提にして
開発しなければなりません)

> Wiiへのマイナスイメージが湧きこそすれ、

まあそもそも要らないんですよね。もはや。
PS2の世帯普及率を考えても、今さらDVDの有無が重要だとは
ちょっと思えませんし。

>KLC さん
ご指摘ありがとうございます。
そうですね。
日立のハイサターンの方がより文脈にあった例だと思います。

初代GBが12800円だったのは承知していますが、KLCさんが書かれて
いるように、基本の価格帯がその後数千円台になっていったことなどを
考えて、外しました。また当時は実売価格が小売レベルで下がって
いったと認識してします。

GBはエポックメイキングな商品で、それゆえに最初の数百万台は
1万2800円で買ってもらえたわけですが、それが落ち着いてくると、
携帯ゲーム機の当時の値ごろ感、価格感は数千円程度に落ち
着いた、と判断しています。

PS1,2ソフトの一部で不具合が出ること自体は、そこまで問題であるとは思いません。
360はソフトウェア互換に頼っているぶん、XBOXソフトへの対応が今なお難航しているわけですが、それを非難する声はそんなに聞きませんし。

ただ、相変わらず広報が駄目すぎて、必要以上に叩かれる要因を作っている感はあります。
発売前に不具合リストを公表し、きちんとお詫びもしていれば、さほど問題にもなっていなかったことでしょうに。

出荷を絞ってまで品質管理を徹底し初期不良の発生を防いだのは、今までのSCEを思うと賞賛に値すると思うんですけどね。
せっかく製造現場が頑張っても、広報が変わらないままじゃ悪いイメージの払拭はまだ難しそうです。

>今までのSCEを思うと賞賛に値

そうですね。
いわゆる本来の初期不良を防いだ点は、PSPの失敗を踏まえて
評価したいところです。

互換性については、exorさんのおっしゃる通り、事前に公表して、
これから頑張って対応本数を増やしていきます!とでも言ってれば
よかったんですが。
まぁバカですからね。

そもそもPS1とPS2のあれだけのソフトの互換性を検証するだけで
膨大な作業になるわけで、無茶な話です。
PS1は切ってしまってもよかったのに。2世代=10年分のソフトの
互換を保証するなんてハードは
これまで無かったわけで、どだい無理です。
PS1ソフトは後からPSPでエミュで出すわけですし。

PS2に関しては、IOP外しちゃっただけでこれだけ出てるんで、
EE+GS外したら、もっと動かなくなると思います。
(今出てる不具合をざっと眺めると、ムービーやBGM関連が多い。
おそらくストリーミング等で不具合が起きているんでしょう)

ボクは互換性は要らない派なんですけどね。ゲーム機の互換性って、
1世代前のハードだと、信頼性を確保しようとしたら、ハードウェア
ベースでやるしかなくて、そうすると1世代前のチップを何らかの形で
載せる(そのまま載せる、回路を別のチップに載せる、クロックアップ
版を載せる、・・・・)しかないんですよね。

それって互換性のために、コストを高くしたり、性能や機能を抑えたり
するってことだから、そこまでして必要な事なのかな?と思います。
それこそ互換性あり/なしでモデルを分けてくれてもいいんですが(笑

まー、GB microではGBの互換性を切っていたりしますから、
新ハードへの移行が進んだ段階で切るというのも一手ですね。
これにしても、同じGBAという風に捉えてしまうと、非常に誤解を
招く仕様なわけで、一応公式ページに記載はされていますが、
さほど強調されているわけでもないんですが。でも、いまどき
GBなんて動かさないよ、って事でしょう。

>> 普通に考えれば“無い選択”ですし、

> いえ、どちらかというと、ありそうな選択肢です。というのは、Cellの
SPUを増やしたバージョンを出す事で、ゲームを遊びながら録画できる
PS3を作れるからです。

こういうやり取りがすなわち、Sonyの捉え方次第という意味です。

営業的にみれば、「PSXで失敗しといてPSX2なんて売れるわけね〜だろ。」って意味で
“無い選択”になるわけですが、
DAKINIさんの視点は技術畑の視点に近いです。
だからSonyがどう捉え、どう出るかに注目したいというわけです。

それでも出す。というからには中途半端なパッケージにはしないでしょうしね。

>BAN/さん

公開されたQ&Aによれば、どうやらQのようなキワモノ路線ではなく、
360のHDD有り無しモデル、PS3の20GB、60GBモデルと同じような
捉え方で良いようですね。

http://www.nintendo.co.jp/wii/q_and_a/060.html
> 12月に発売するWiiには音楽CDやDVDビデオを再生する
> 機能はありません。
> 2007年後半に、DVDビデオ再生機能を搭載したモデルの
> 発売を予定しています。このモデルでは、外形デザインの
> 変更や、その他の機能追加は予定していません。

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