ケータイ小説や電子書籍の可能性についてのエントリーをまとめて、「ケータイ小説」というカテゴリーを作りました。去年からたびたび書いてますが、そろそろエントリーもたまってきたので。
去年と比べて変化は3つ。
まず1つ目。ライトノベル作品のケータイへの進出が加速していること。作品数がぐっと増えています。
2つ目はケータイ小説新人賞の乱立が落ち着いてきたこと。ケータイ小説賞は必然的にショートショートが中心になりますが、結局あまり話題になってない印象です。やはりコンテンツとして弱いかな〜と。ショートショートよりも毎日掲載の連載モノの方が集客力は強いみたいです。書籍化もしやすいですし。
3つ目は携帯ゲーム機での電子書籍的なソフトの増加です。『脳トレ』『えいご漬け』『漢検』『旅のゆびさし手帳』『楽引辞典』『お料理ナビ』・・・・。そして電撃DS文庫。DSの実用ソフトブームの盛り上がりがどういう可能性に結実するのか、なかなか楽しみです。この所ゲーム会社以外の参入が目立ってきていますし、売上の縮小が続く据置(PS2)はやらずに、DSに集中している中小メーカーがDS市場拡大の影響をダイレクトに受けて、業績が好調です。
Posted by amanoudume at 2006年11月10日 03:20 個別リンク