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このサイトは、ゲーム開発、およびゲーム周辺の周辺技術や動向について日々考察し、毒舌的に物を書き続けることを通して、「ゲームの未来形」という大テーマに対して、何か考えを深められるといいなあ・・・・・・というサイトです。

2006年11月19日

史上空前のエスカレート小説『お・り・が・み』

再びゲーム離れの日々です。ライトノベルに溺れる日々です。
起動されない白豚1号と黒豚2号が泣いてるよ?

『リッジ7』は遊んでいるうちに、なんでもう1回『6』をやらないといかんのかな〜という気持ちになって、総プレイ時間3時間。『ガンダム』は30分。
『リッジ』の体験版が落とせたんだから、ゲーム買わなくてもよかったよな・・・・。
金をどぶに捨てたようなもんですな。
まー、他のゲーム機、例えばDS Liteにしたって、買ってから1時間ぐらいしか使ってないんですがね。ゲームをやる気が起きませんorz
適当に床の上に置いてある本を開いて読み始めるのって1秒程度。ゲームはかったるくって。役に立たないし、かといってゲーム機で勉強したいとも思わないしなあ。

お・り・が・み 1巻 天の門
お・り・が・み 2巻 竜の火
お・り・が・み 3巻 外の姫
お・り・が・み 4巻 獄の弓
お・り・が・み 5巻 正の闇
お・り・が・み 6巻 光の徒
お・り・が・み 7巻 澱の神


史上空前のエスカレート小説、『お・り・が・み』。
作者自らアドリブでここまで書いたという、先の読みにくい展開と怒涛の勢いっ!
1巻の頃は、まだライトノベルにあちがちなメイドアクション物でしたが、2巻、3巻と巻を経ていくにつれて、世界の全貌と裏側とキャラの強さがエスカレートっ!

莫大な借金を抱えた不幸な少女、鈴蘭が借金のカタにバラされて臓器を売られかけた所を、悪の組織を名乗る男に助けられ・・・・最終的には世界の仕組みを改変するに至るまで、怒涛の勢いで、不幸の連鎖が続きます。状況に流されがちだった鈴蘭が覚悟を決めて動き出す3巻からグーっと面白くなるので、1巻で投げ出さずにぜひ。基本的に、巻を追うごとに面白くなっていきます。伸び盛りの作家の出世作には、そういう魅力がありますね。

戦闘城塞マスラヲ 1巻 負け犬にウイルス

『お・り・が・み』の続編に当たる作品。
強さのエスカレートの次はハッタリと運のエスカレート!?
今度の主人公はかわいい薄幸メイド少女などではなくて、無職で貧乏、対人恐怖症で、人生負け犬ダメ人間ひきこもりのヒデオ。たまたま拾ったノートPCに寄生していた、電子精霊を名乗るコンピュータウイルス(?)のウィル子に感染され、勝てば世界が手に入るという究極の武闘大会「聖魔杯」に参戦することに。武闘家、軍人、吸血鬼、魔族、警官、正義の味方、等々3024人の強者が集うなか、人生一発逆転、負け犬返上をかけて、ヒデオはハッタリだけで勝ち進んでいけるのでしょうか。

このシリーズから読み始めることも可能ですが、『お・り・が・み』の登場人物が出演しているので、両方読んだ方がいっそう楽しめるのは間違いありません。『お・り・が・み』の1巻で挫折したけど、『マスラヲ』を読んで、再挑戦したという人も結構いるみたいです。

ちなみに林トモアキの処女作『ばいおれんす☆まじかる!』も世界観としてはつながっています。残念ながら3巻で打ち切られてしまっているのですが、林トモアキワールドにハマった人には、ファンとして一読をオススメしておきます。

Posted by amanoudume at 2006年11月19日 00:19 個別リンク
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