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このサイトは、ゲーム開発、およびゲーム周辺の周辺技術や動向について日々考察し、毒舌的に物を書き続けることを通して、「ゲームの未来形」という大テーマに対して、何か考えを深められるといいなあ・・・・・・というサイトです。

2005年06月25日

同人から商業へ 塵骸魔京

いよいよニトロプラス「塵骸魔京」が出ましたね〜!
さあ、これからプレイしますよっ!

ところでこのゲーム、ふつうの商業作品とはちがって、元々は同人作品だったようです。
チェシャの助言 「祝! 塵骸魔京 発売決定! by ニトロプラス様」
2003年の夏コミにて、自分たちのノベルゲームの体験版を、サークル参加していたニトロプラスの開発スタッフに手渡したのが始まり。その後、ニトロプラスから連絡がきて、同人作品としてではなく、ニトロプラスの商業作品として制作されることになったそうです。

同人サークルから会社になって、商業作品をリリースするようになったTYPE-MOONや、同人作品がコンシューマー移植されることになった07th Storming Partyとはまったく異なるケースですが、同人と商業の境界のあいまいさを示す一例でしょう。


補足1:
そのときサークル参加していたのは、ニトロプラスのシナリオライターである虚淵玄氏と原画家である中央東口氏。映画「リベリオン」とその中に登場する伝説の銃術「ガン=カタ」の影響を受けて、「銃火の紋章」を制作。

補足2:
ガン=カタとは

銃撃戦の統計学的分析の元、敵の死角に身を置き、瞬時に相手を倒すそれは、剣道、空手を始めとする東洋武術と銃の技術を融合させた無敵の「型」である。

Posted by amanoudume at 2005年06月25日 00:00 個別リンク