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このサイトは、ゲーム開発、およびゲーム周辺の周辺技術や動向について日々考察し、毒舌的に物を書き続けることを通して、「ゲームの未来形」という大テーマに対して、何か考えを深められるといいなあ・・・・・・というサイトです。

2006年05月06日

さて来週はいよいよE3なわけですが

全然興味がわきません。どうしよう?
それにしてもこの数週間、ゲームを話題にしないで、ひたすらハルヒ、ハルヒ、ハルヒ、と連呼していたわけですが、いつのまにかレボリューションの正式名称が発表されましたね。「Wii」という前衛的なのかアグレッシブなのかイマイチわからない名前が、ネットのあちこちで「狂ってる」「レボリューションが良かったのに。ばか、ばかー。わたしの革命を返してよー」などと騒がれているわけですが、今のゲーム業界って他に話題無いのかね? 無いんだろうけどさ。

というわけで、話題が無いし、興味も無いし、ようやく休日に入ってもゲームもしてません。ここんとこゲームを買ってないから、積みゲーも無いしね。とうとうエロゲーさえやらないようになってしまいましたよ。ここしばらくの間で、仕事以外で遊んだのが『愛と勇気とかしわもち』1本ってのはどうしたもんだろう? 世間的には今さらのように『テトリス』が売れているらしいのですが、『だれでもアソビ大全』が50万本を突破した件といい、要するによく言われるように、世間様一般の人たちの求めるゲームの重さ(軽さ)はこれぐらいなんでしょうね。


それはさておき、ゴールデンウィーク商戦で『ハルヒ』シリーズがバカ売れしている模様。こりゃ第2期も放映確定ですかね? 当然のようにゲーム化もありそうですし。アニメ化すれば、原作が売れるのは当然ではあるんですが、ここまで売れるというのはさすがに角川の予想を超えていたんじゃないでしょうか。おかげで他のアニメ化作品の存在感が霞んでしまってます・・・・。

のべるのぶろぐ 「ハルヒまつり」

なんというか、今、私が担当しているライトノベル売り場は「ハルヒまつり」状態である。
 先週末、減数喰らっちゃったけど、一巻の憂鬱が入荷してきて、これでGWはなんとかなるかなー、とか思ったら、三日と持たないでやんの!

せなか:オタロードblog 「涼宮ハルヒの憂鬱シリーズがかなり品薄で、コミック版も見つからず」
4月末にはアニメ効果からか涼宮ハルヒの憂鬱の原作ライトノベル1巻が品薄とお伝えしましたが、ゴールデンウィーク中となる5月5日には涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ自体が品薄となり、4月に発売されたコミックス 涼宮ハルヒの憂鬱1巻[AA]も見つけられなくなっていました。
 

ネットで話題になったからといって必ずしも売れるわけではありませんが、何ごとも程度問題ではあって、あれだけ連日話題になっていれば、少なからず販促効果はあったと言っていいでしょう。既存のライトノベルの中で、ハルヒ級のネット効果を期待できる作品を上げるとすれば、電撃の『とある魔術の禁書目録』でしょうか。「禁書スレ」は2chラノベ板のVIPPERと言われ、1日あたりの書き込み数がトップクラス。まぁラノベ板の人気と実際の売上には乖離がありますが、ネット効果は結構なものが見込めるんじゃないかな。

ライトノベルブームもそろそろピークを過ぎつつあるような気がするのですが、一方でメディアミックスの肥大化にともなって原作が不足しているのも確かで、売れる新人をゲットするための出版社同士の競争が激化しているようです。ライトノベルの新人賞の賞金は100万円が相場だったのですが、後発の小学館が200万円という金額を提示。それを受けて、角川のスニーカー大賞が賞金を300万円にアップ。
    ・小学館がライトノベル新人賞を設立 賞金は200万円
    ・スニーカー大賞の賞金が300万円

ライトノベルといえば、『砂糖菓子の弾丸には撃ち抜けない』や『GOSICK』シリーズで知られる桜庭一樹の『少女には向かない職業』がGyaOのオリジナルドラマとして実写化されるそうで。ライトノベル作家の作品の実写化って、今後も増えていきそう。橋本紡の作品も、実写にはしやすいでしょうし(地味だけど)。

Posted by amanoudume at 2006年05月06日 12:51 個別リンク
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コメント

デスノートのノベライズで西尾維新が再発見される可能性はないですか?「xxxHOLiC」のノベライズも西尾維新が手掛けるという噂もあり、西尾維新は、もしかしたらさらなるヒットへの道を進んでいるのではとも思います。

はじめまして。
ノベライズ読者は、従来の西尾読者とは異なる層でしょうから、うまくいくなら
なかなか面白い新規ユーザー拡大戦略ですよね。>西尾維新がデスノート

あれだけ原作がしっかりしている作品を、西尾維新がノベライズして
どんな物ができるのか、ちょっと興味深いです。

しかし「きっかけ」作りとしては、ノベライズも悪くないと思うのですが、
やっぱり小説家は自分の物語を綴ってこそ。名を売るのはいいけど、
その後に売るべき自分の作品がこれといって無いのはちょっと・・・・。
(いま旬の作品という意味です。戯言シリーズは完結しちゃってますから)


去年は・・・・日日日が注目を集めたとはいえ、作家的なプロフィールに
インパクトがあっても、作品的にインパクトが無いのは大変残念でした。
若さゆえの主張の痛さが鼻につくのは愛嬌としても、作品の面白さよりも、
作品の執筆スピードが売りになってるのが・・・・。
眼球が3巻で面白くなったらしいと聞くのですが、まだ2巻が途中なんです
よねえ。とりあえず今やってるのをさっさと終わらせて、本気で面白いのを
1つ始めた方がいいんじゃないかなあ。

1週間で1冊書ける西尾維新はデビュー前、このままだと器用なだけで
終わってしまうと危惧されて、(哀川潤が主人公のバージョンから)
より作家自身に近い主人公を書くように指導されたようですが、
日日日には良い編集がついていない感じですねえ。
(←西尾維新の話は、メフィスト編集部の座談会より)

西尾維新は後に「早く書けるのを自慢するなんて恥ずかしい」と語って
いますが、日日日のインタビューを読むと無邪気ですよね。まー、
ラノベブームの中で作家を育てる余裕が出版側に無いんでしょうが、
日日日の3大シリーズが電撃を追いかけるのに必死なファミ通文庫、
スニーカー文庫、MF文庫だというのが象徴的です。

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