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このサイトは、ゲーム開発、およびゲーム周辺の周辺技術や動向について日々考察し、毒舌的に物を書き続けることを通して、「ゲームの未来形」という大テーマに対して、何か考えを深められるといいなあ・・・・・・というサイトです。

2006年06月06日

ノートPC購入

バッテリー時間の長さにひかれて、Let's note T5を購入。
軽さと小ささのR5にもひかれる物があったんですが、ボクの使い方だと、キーボードの打ちやすさを軽視するわけにはいかないので。基本的にテキスト書き用ですし。それにしてもレノボの新機種と比べて価格が倍違うんだからすごい。軽さとバッテリーは、性能なんぞよりはるかに、高価格なんですよね。

以前からプロセッサ性能至上主義が崩壊したと散々書いてきたわけですが、去年に引き続いて、変化が一段と顕在化してきた感じ。月刊アスキーが休刊したり、PCWatchがネタ不足なのかついに家電についての記事を掲載し始めたり、Robot Watchなんて始めたり。身の周りでは、ゲームを見限って、ロボットベンチャーに移っていったゲーム開発者もいたり。

なんとなく安定期に入ってしまった感のあるPC業界に比べて、家電業界が熱い。
 他社の製品との差別化を図るために、新しいアイデアや技術が惜しみなく投入され、興味深い製品が次から次へと登場している。そういう新技術を搭載した製品を総称する「新家電」という言葉も普及し始めている。

今は2006年。ローカル端末の性能がそろそろ十分になっていて、あとは邪魔にならない大きさと静けさとデザインになってくれればよくて、使い勝手が良くなって、ネットワークサービスに接続されていて、コミュニケーションツールとして機能してくれればいい。という認識はかなり浸透しています。というか、もうそれは大前提でいいと思うんですね。一般メディアでさえ、性能至上主義への疑問を記事にしちゃう現在ですから。

E3以降、北米ではXBOX360が優位で、日本ではWiiが優位という意見が非常に増えています。興味深いのは、どちらのハードも、1)プロセッサ性能を第1の売りにしていないし、2)ネットワークサービスを重視しているということです。XBOX Live!を掲げるXBOX360も、Wii CONNECT24を掲げるWiiも、ある部分では、同じ方向を向いています。

問題はテレビのHD化にどう対応するかで、仮にテレビがHD化しないのであれば、XBOX360はあそこまで無理して性能を上げる必要はなくて、本体をもっと軽く小さくできたはずです。XBOX360は、北米発のゲーム機ゆえにグラフィックを重視しがちなアメリカのゲーマーの意向を無視できません。一般層からゲーマー層まで広く取っていたPS2と違い、初代XBOXを支えていたのはゲーマー層なので、彼らを無視しては360も立ち上がりません。もちろん、そのままでは初代と同程度で止まってしまうのは見えているので、一般層を取るべく、『あつまれ!ピニャータ』のようなソフトを準備したり、カジュアルゲームをXBOX Live Arcadeに取り込んでいるわけです。米国本社の連中は、市場と時代をしたたかに理解しているんですね。

日本のマイクロソフトは、XBOX Live!を売りにするより、「ハイデフ」というキテレツ語を押し出して、あっさり大失敗しましたが、そもそも商品の最大のコンセプトを売っている本人が理解していないのだから、仕方ないです。ソニーだけがXBOX Live!の後追い的なネットワークサービスを掲げるだけで、ひたすらプロセッサ性能だの、ディスク容量だのに拘泥しているという構図。

いや、本音ではもうそういう時代ではないとわかってるんでしょうけどね。だからHDDを標準搭載したわけですし。ディスクで供給するより、ネットワーク経由でソフトウェアをアップデートしたり、コンテンツやデータを販売した方がいいというのは、誰でもわかる話です。ただ、過去のしがらみだの、作ってしまった半導体工場だの、ソニーグループから課せられた重荷が大きすぎるだけなんでしょう。

未来は見えていて、あとは距離感の問題。1年後か、3年後か、5年後か、10年後か、というただそれだけの違い。クールに素直になるか、素直になれずにツンな態度で身を固めるかというただそれだけの違いなんでしょう。まー、これが女の子だったら、かわいいんですけどねえ。

Posted by amanoudume at 2006年06月06日 21:44 個別リンク
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コメント

・大は小を兼ねない。
・他機能でも使わなければ余分な機能。

大事なのは自分が求める理想とコストのバランス。

どんなに高性能でも付加機能が多くても
要らないものは要らないんですよね。

それ以上は供給側の自己満足って事に気付いてないのか、
もう後戻りが出来ないのかって事ですよね。

>1)プロセッサ性能を第1の売りにしていないし、2)ネットワークサービスを重視しているということです。

嗚呼XBOX(初代)。早すぎた理想、空気の読めなかったMSということなのでしょうか。

パーフェクトな品があっても、少量生産だったり、マイナー品だったりして、すぐに売切れてしまう法則(涙
まぁ、単に自分の好みがマニアックすぎるということなのかもしれませんが。


【製品とは】
    _、,_
  (⊂_  ミ ドイツ人が発明
 ↓
  ( ´_⊃`) アメリカ人が製品化
 ↓
  ミ ´_>`) イギリス人が投資
 ↓
  ξ ・_>・) フランス人がデザイン
 ↓
  ( ´U_,`) イタリア人が宣伝
 ↓
  ( ´∀`) 日本人が小型化もしくは高性能化に成功
 ↓
  (  `ハ´) 中国人が海賊版を作り
 ↓   _,,_
  韓国人が起源を主張

>BAN/ さん

>どんなに高性能でも付加機能が多くても要らないものは要らないんですよね。

そういう意味では、久多良木氏の「PS3はBTOでもいい」という発言は
面白いんですが、ボリュームを前提としたゲーム機ビジネスでは、
PCと同程度のBTOはなかなか難しいですね。それと久多良木氏の
BTOは、上方には色々とバリエーションがあるものの、下方には
バリエーションが無いのが欠点。
HDDが無いバージョンを選べるとか、そこまで幅広ければねえ。


>kitoriさん
>嗚呼XBOX(初代)。

初代はプロセッサ性能を追及していましたし、そこを対PS2の
武器にしていました。ハード開発に時間がなかった事に加えて、
性能追求した事も、あのバカ本体サイズにつながりましたし。


>牌_フェディダ( ゚∀゚)彡さん
>少量生産だったり、マイナー品だったりして、

個人的には、松下のLet's note 10周年モデルのTabletPC版のT4に
惹かれるものがあります。すでにT5を注文して発送された後なので、
断念しましたが。まぁバッテリーの持続時間ではT5がいいですから、
実際ホントに選べるならどちらを買ったかはわかりませんが。
しかしもう選べないとなると、ちょっと魅力的に見えちゃうんですよね・・・。

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