日曜日の読書。
1.ブラック・ラグーン5
ついに5巻が発売。ロックの日本里帰り編もこの巻で完結。日本の出来事とは思えないぐらいの銃撃戦。人が死にまくり。戦争マニアがやることはどこでも変わらないってか。
『ブラック・ラグーン』は、日本の商社のサラリーマンが運び屋兼海賊のラグーン商会に人質にされ、会社からは死んだ人間として見捨てられてしまったものの、機転とやけっぱちの度胸をきかせて生き残り、暴力と犯罪の世界に踏み込んでいく物語です。
拳銃マンガ大好き人間には間違いなくオススメできます。『ヘルシング』のような戦争狂気も存分にブレンドされていて、撃撃撃撃撃撃撃撃撃撃撃のアクションシーンは爽快の一言。その一方で、裏社会のやりきれない現実も描かれています。4月の新番組でアニメが始まりますが、どこまでそのまま描くんでしょうか。いやー、楽しみです。
2.C.M.B.
推理マンガの名作となった『Q.E.D.』シリーズの姉妹編にあたる新シリーズ。『Q.E.D.』が大好きな人は読み逃しのないように。どちらも読んだことのない人には、とりあえず『Q.E.D.』をオススメしておきます。基本構成として、1冊につき2つに事件を描いています。推理物としてなかなか読ませますし、1つのエピソードで巻をまたぐこともないので読みやすい。
『Q.E.D.』はちょうど最新刊23巻が出たところです。
3.サンダーガール
あ、ちなみにまだ買ってません。手を出そうかどうか思案中。
この作家の前のシリーズ『吸血鬼のおしごと』は、途中で読むのやめちゃったんですよね。すげー、ダーク展開に向かってたんで・・・・。ヒロインの顔、すり下ろしとか。で、今日本屋で最終巻をぱらぱらっと立ち読みしたら、やっぱりダークエンドでしたorz まぁ1巻の頃から、そういう「匂い」はあったんですけどね、ダークな終わり方しかできないタイプなんじゃないのか、この人。
『サンダーガール』も一見、元気の良さそうなタイトル&イラストですけど、あっという間に鬱展開になりそうで。いや、むしろ、いつ暗黒面に落ちるかドキドキの緊張感を楽しむのが真のファンなのか。今度は「グロ作家」の汚名(?)返上でがんばってほしい気が。ネットでの2巻までの感想を読む限り、今のところは大丈夫みたいですが・・・・。
別に、終わり方がバッドエンドな小説は嫌いではないんだけどね。ライトノベルの場合は、王道を外している感が強くて、イヤなのかも。馳星周あたりの暗黒小説はジェットコースターのように落ちていく感覚がたまらないんだけど、この作家の作品はそういう「落ちる快感」も無いしなあ。
Posted by amanoudume at 2006年03月19日 16:28 個別リンク