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このサイトは、ゲーム開発、およびゲーム周辺の周辺技術や動向について日々考察し、毒舌的に物を書き続けることを通して、「ゲームの未来形」という大テーマに対して、何か考えを深められるといいなあ・・・・・・というサイトです。

2006年03月03日

ヴァリスがついにエロゲーに

なんということでしょう・・・・。
ビキニ鎧といえばこのゲーム、というあの『ヴァリス』がエロゲーになって発売されるそうです。
シリーズ全部遊んでるボクとしては悲しいような、何気にうれしいような。

とはいえ、公式にエロ同人やってどうするんだ、おいっ!というツッコミは多そうです。
なんつーか、テクモが10年後DOAのエロゲーを出すような行為です。スラッシュドットでも指摘されてるように、売れなくなったアイドルがAVに移ったような印象ですなあ・・・・。

イーアンツ「ヴァリスX」ダウンロード販売で登場!
スラッシュドット ジャパン | よみがえる夢幻戦士〜ただし18禁で

思い起こせば、80年代は「ビキニ鎧のファンタジー系美少女戦士」と「レオタードスーツのSF系美少女戦士」が流行ってましたね。当時のエロガキも成長して、今ではエロゲーやエロ小説の中でビキニ鎧やレオタードスーツと戯れているわけです。二次元ドリームノベルズの成功や、近年の変身ヒロインブーム、『雷の戦士ライディ』のような復刻ブームは、いずれもこの辺の層をターゲットにしています。

Posted by amanoudume at 2006年03月03日 01:11 個別リンク
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[正しい性差]名コメント紹介――「エロゲーもゲームも同列」
Excerpt: http://amanoudume.s41.xrea.com/2006/03/post_170.html >はっきり書いておきますが、エロゲーもゲー...
Weblog: The Perfect Blog
Tracked: 2006年03月20日 22:49

コメント

あなたの業界分析は鋭いから好きでよく読みますが、エロゲーに対する態度だけは拒絶反応あります。

私自身がエロ系の表現物が嫌いというわけでは全然ないけど、それらが好きだということをオープンな場で表明することには品位の無さを感じてしまう。

言葉が汚くて申し訳ないが、何というか、浅ましい開き直りのように見えてしまうんです。
どうせ自分はヲタクだ、それならエロについて正直に語ってもかまわないだろう、みたいなところ。
(実際はどうなんだか知りようもないですけどね)

自分がエロについてどう語ろうが誰にも迷惑をかけてない、ここは自分のブログだとおっしゃるなら、あなたのモラルの範囲がそこまでだという話で、別に私が非難することでもないんですけどね。

あなたの批評眼を愛する一読者として、電車内で化粧を直すようなみっともないマネをされることを、非常に残念に思っているということだけは伝えておきます。

どうせ、このコメントも掲載はされないのだろうけど。
あなたに読んでもらうためだけに書いているので、それはそれで構わない。

なるほど。
それではdoch-shutさんは、あらゆるエロゲー批評サイト、紹介サイトに
そのようなコメントやメールをされているのでしょうか? エロゲーについて
語るのは品位が無い、と。

もしそうでないとしたら、それはdoch-shutさんが勝手にボクに何らかの
イメージを抱かれていて、その幻想を実際のボクが打ち砕いてしまったので、
憤慨されておられるのかな?
マリみての可南子になじられた祐巳の気持ちがわかるなあw

なかなか楽しいコメントありがとうございました。こういう潔癖(?)な人って
本当にいるんだなあ、と思って感動しました。


>どうせ、このコメントも掲載はされないのだろうけど。

偽のアドレスですから、普通は公開はしないのですが、同じように「イメージが
砕かれた」と感じている人がいるかもしれないので、掲載許可しました。

まぁ今年に入って、まるで別人がブログを乗っ取ったかのように方向性を
転じている最大の理由は、あなたのような人物にこのブログを見限って
もらうことですから、どうぞ勝手に見限っていただければいいです。

要するに、分析に寄りすぎたので、ボクはバランスを取っているのです。
その結果、ボクに失望したり、拒絶感をおぼえる人が出るのは当然です。

別にボクはアナリストではないので。いただくメール等から、どうも勘違い
されているなあ・・・・と感じていたので、ちょっと別の側面を出してみようかと
考えただけですし。そうだなあ。萌えとエロの累積エントリーが50%ぐらい
になるまでは、今の路線を転じようとは思っていません。あるいはもうこの
ブログは更新しないか。

いずれにしても、昨年末までの発熱地帯を愛している人は、読まれないほうが
いいかもしれませんね。あそこまで分析寄りになる事は当分ありません。

自分的にはいまの時代の平均的なオトコの子の関心と価値観をバランスよくサンプリングしている印象を受けているので、エロも分析も好きですけどね!

エロとか萌えの方はタイトルを出されてもぜ〜んぜん分かりませんが(笑)。

俺もゲームとエロゲーを同列に扱って欲しくないなと思います
そもそも、エロゲーはゲームではなく、「エロゲー」という物であり、官能小説かAVビデオの類なものですからね。
それを同じ評論空間で扱うと言うことは、無意識にゲームとエロゲーを同列化を促す作用があるわけです。
エロゲーを下品と評価する層が大多数であり、そして揶揄されるわけですから、
同列化されるという事は、そのエロゲーの嘲笑をゲームも一緒に受けることになるわけです。
これはゲーム業界にとって良いこととは思えません。

ゲームとエロゲーの評論を、ブログ内で別ジャンルとして分けてみる、
もしくは、別ブログとしてみるもの良いのではないかと感じます


まぁ、もっとも最近はDOAやランブルローズの様な物を作る
意識の低い制作者もいるわけですが(苦笑

はっきり書いておきますが、エロゲーもゲームも同列です。
訳のわからない区別観を持つのはご自由ですがw

そもそもCEROにおいてバイオレンスゲームの18禁が出来ようとしている状況で、
区別にどれほど意味があるのかという気もしますね。

アホらしい議論なのですが、官能小説も小説も同列でしょうに。著名な漫画家で
若い頃にエロ漫画を描いていた人などもいますし、若い頃にエロ小説を書いていた
人もいるわけです。もっともゲームではそういう話は聞きません。

というのは、ロイヤリティー制度や、プラットフォームホルダーのチェックがあったため、
ゲームは伝統的にエロと非エロを極端に、商業的に分離してきました。
しかしここまで極端なのって、ゲームぐらいですよ・・・・まあ幼稚な「常識」ですね。

幼稚な常識を好む人に限って、自分の頭の中の世界を「大多数」と捉えるわけですねえ。
21世紀にもなって、いまだにそんな潔癖妄念に取り付かれた人がいらっしゃるとは。

いやはやメディアとしてのゲームの道のりもまだまだこれからですね。
いずれにしても、このブログの方針を変えるつもりはありません。

(ところで以後、この記事にコメントする方は、Eメール欄にプロバイダメールを
ご記入ください。yahoo, hotmail等のフリーのアドレスの場合は、読まずに削除します。
Movable Typeの管理画面では、内容を読まずにアドレスチェックだけ可能です。
通常は、フリーのアドレスでも受け付けていますが、この記事への投稿を見ると、
どうも虚偽のアドレスかそうでないのか判別しにくいので・・・・
最初に例外を許したのがまずかったですね)

はじめまして。
いつも楽しく読ませて頂いております。
投稿させていただくのは初めてです。

う〜ん、私の感覚では、ゲームの中には、本性的欲求に根ざした発露を目指して、ってのは厳然とした一要素として存在すると思いますね。

それは多くの障害物を破壊する快感であったり、人間同士が争う・またはそれを観戦する楽しみであったり、乗り物で我が物顔に走り回る楽しみであったり…
まぁ、そのなかに性欲を起因させるものも当然あるでしょう。

大衆娯楽にある以上、ゲームもエロゲーも根は同じものなんですよね。実は呼称を変える事にも違和感があります。

表への現し方が違うだけで、どういう要素をもってこようと我々視聴者を「満足」させるものであるべきである、という点が何より表現者に問われるのでしょう。

なんだかおもしろそうな話になってるので参加させて欲しいですが
元々ここで言われているエロゲーというのはアニメ調の絵でいわゆる「濡れ場」を一種の
売りにしたゲームの総称だと思います。
これらのゲームを語る上ではずせないのは決して「濡れ場」を拝むことがゲームの目的で
はないこと、ですね。(もちろんそう言うゲームもある)
そうであるならば実写のエロゲーというのが存在しても別に構わない(というかCVの事を
考えるとその方が経費がかからないかもしれない)と思うのですがそう言うゲームがヒッ
トを飛ばしたという記憶はありません。
この系統のゲームは玉石混合なのでただのオカズゲーもあればとんでもない糞ゲーもあり
ます。ただ、総じて言えることは、比較的小規模の開発チームで自由な表現を使って作る
ことが出来るという市場であることと、コミケにつながる同人作家が(というか同人との
境目が非常に曖昧な市場でもある)商業ベースに乗せられるような作品を発表できると言ったよう
なある系統の人たちにとっては非常に等身大の市場である、ということです。
こういう作り手との一体感はなかなかコンシュマーでは味わえない雰囲気じゃないでしょ
うか。(最近は勝ち組と負け組の差が開いてきて勝ち組系のソフトハウスはコンシュマーメーカー化しているような気がしないでもありません。)
市場規模が小さい割にはある程度の需要が見込め、さらに比較的、少人数、少ない資金での開発が可能なため、意欲的な実験作等びっくりするような作品に出会えることも少なくありません。ほとんどが選択肢をいくつか選んで進めていくタイプのノベルゲームですが
このようにジャンルが固定化されているにもかかわらず実に広い範囲の需要に対応したゲームが出ています。
このように日本のゲームシーンにおいて、少なからず無視できない影響を及ぼしている
思います。
現状日本の大手メーカーが出している〜11とか真何とか4とかそう言う安定志向で冒険
することを忘れてしまった安易な続編の方がクリエイターとしての志が低い様な気がしま
す、といったらほめすぎでしょうか。
何よりこうしたゲームに関わっている人たちは、ああ、本当に楽しんで作ってるなぁとい
う顔の見える開発者というのをしばしば実感出来るため、私にとっては逆にクリエイター
が偶像化してしまっているコンシュマーゲームというのは実に退屈だ、という印象があり
ます。
自分とぴったり感性の合うメーカーに出会ったときは非常にうれしいですし、エロゲーで
はありませんが、このブログにもあった「ひぐらしのなく頃に」のように商業ベースに乗
ってない作品であるにもかかわらず目を見張るようなアイディアが投入されている作品も
あります。
性的な表現に関しては好みがありますので理解してくださいとは言いませんが、貶す場合
は最低限の理解をしてからにして頂きたいですね。

>Dさん

まさしく我が意を得たりです。

このブログでエロゲーも含めて、取り扱うようにしている『真意』は
なかなか理解されないのが実情です。

そこはあえて説明してなくて、もう表層でしか判断できない/したくない
人には、何をいっても無駄だろうし、勝手に幻滅でもなんでもして
ほしいと思っています。

ただ革新は「周辺」からやってくるという法則はあるわけで、いやもっと
正確にいえば、革新の「種」は日陰に落ちているということです。
「周辺」を「日陰」ということもでできます。
しかし、あるいは人によっては「底辺」とか「下品」とか言う人も
いらっしゃる。それは人それぞれかな、と思ってます。

いわゆる『次』の変化として、ゲーム2.0であるとか、軽いゲームの
隆盛とか、実用ゲームブームが指摘されているわけですけれども、
ボクはすでに『次の次』に興味を持っているわけです。それを読み取るか
どうかは人それぞれで、今の所わかりやすく解説するつもりは一切
無かったりします。

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