ネット販売専門の「WiFi USBコネクタ」の販売が好調らしいですね。
「WiFi USBコネクタ」は無線LANルータを持っていない人がPCに接続することで、WiFiコネクションのアクセスポイントになる装置です。無線LANルータも安くなっているとはいえ、DSのWiFiコネクションを遊ぶためだけなら、これで十分といえます。
WiFiコネクション対応の『おいでよ どうぶつの森』と『マリオカートDS』が堅調に販売を伸ばし続け、『おい森』に至っては150万本を越え、累計200万本突破も現実感を増してきたわけですから、人気が高いのは当然なのかもしれません。
Amazonがアフィリエイター向けに売れ筋の商品を紹介するブログ「Amazon アソシエイト・プログラム ブログ」でも、
売れてます!ニンテンドーDS用「Wi-Fi USBコネクタ」と紹介していました。
WiFiコネクション対応タイトルは去年発売された『おいでよ どうぶつの森』と『マリオカートDS』に加え、19日に発売されたタイトーの『ロストマジック』で合計3タイトル。1月26日発売予定のセガの『BLEACH DS』、3月発売予定のマーベラスインタラクティブの『コンタクト』など、サードパーティ製のソフトが続くようです。
WiFiコネクションといえば、PCを中心にオンラインゲームを展開していたガンホーの森下社長も、インタビューの中で2度にわたって言及するほど。
ガンホー代表取締役社長森下一喜氏インタビュー
世間ではニンテンドーDSが好調ですが、Wi-Fiなどの無線サービスがこれからも大きくなっていくのであれば、ガンホーとしてはハードを選ばず展開していきたいと思っています。しかしそれも当然かもしれません。ボクの認識違いでなければ、日本においてオンライン対応タイトルで、ミリオンを越えたソフトはこれまで存在しませんでした。そこに昨年末、『おいでよ どうぶつの森』と『マリオカートDS』が出てきました。『おい森』は150万本を突破して、200万本も見えつつある勢い。(モバイルGB対応の『ポケモンクリスタル』は除いてます)
(中略)
私たちは非常にチャンスを感じています。私たちが提供するのはコンテンツなので、ハードは何でもいいわけです。ゲームアーツでは実際にDSのソフトの開発もしていますし、我々としてはあくまでも仮の話ですが、「グランディアオンライン」のミニバージョンや外伝のようなコンテンツをDSに提供してもいいと思っています。我々としてはこういった環境はすごくうれしい話です。素直にこの環境を歓迎したいです。
年頭の記事でふれたように、今や携帯ゲーム機(DS)はPC、携帯電話に続く有力なオンラインゲーム・プラットフォームとして台頭しつつあります。ビジネスモデルの方向性が違うとはいえ、やはり無視はできないでしょうね。
XBOX360はビジネスモデルとしては、PC系のオンラインゲームと親和性が高いものの、国内での普及が厳しい状況では参加するメリットが薄くなっているのが実情。今オンラインゲーム各社はとにかく参加ユーザーを増やしたいと考えていますから。コミュニティへの参加者数がパワーになるという考え方は、Web2.0でもオンラインゲームでも同じです。
Posted by amanoudume at 2006年01月21日 15:36 個別リンク