うーん、まさか、週間ポストに載るとは・・・・。
ソニーPS2「局部丸見えゲーム」仰天騒動
あるゲームソフトが、マニアの間で注目の的になっている。その名も『THE お姉チャンプルゥ〜THE
姉チャン特別編〜』。6月23日に発売されたばかりの「プレイステーション2」用ソフトだが、なんとこのゲームの中に、女性の”局部”が露になるシーンが
あると話題になっているのだ。
これって、元々は探偵ファイルに掲載された情報ですね。それが飛び火して週刊誌の記事になりました。
○探偵ファイル 「ソニーに股間を見せに行く」
○探偵ファイル 「ソニーに股間を見せに行く2」
○探偵ファイル 「ソニーに股間を見せに行く3」
それにしても、最近ソニー周辺では「アダルト」「エロ」「美少女」といったキーワードがあふれているのが興味深いですね。美少女ゲームがPS2とPSPで数多く発表されているのは周知の事実として、アダルトUMD発売の時も、かなり騒がれました。
○大人のためのPSPのページ (発売予定リストがあります)
○忍之閻魔帳 「その「困惑」は本心かポーズか」
○読売 「ソニー困った PSP用アダルトソフト いつでもどこでもAV」
○朝日 「PSP向けアダルトビデオ発売へ SCEは困惑」
うーん、ただの偶然なんでしょうけど、なんでこうも次から次へと?
今のソニーってネタの宝庫ですから、週刊誌に狙われているのは確かでしょう。
でも狙われやすい理由は、ソニー自身にあるように思いますね。お姉チャンプルの記事にしても、もしも「アダルトUMD」の発売が無ければ、さすがに週刊誌
には載らなかったかもしれません。みんなの頭に「アダルトのソニー」というイメージがあったから、記事にされたんでしょう。
しかし今のソニーの「アダルト」戦略って、どうなんでしょうか? 短期的には売上に貢献するかもしれませんが、「アダルトのソニー」というイメージを広げ
るのは、長期的には得策ではないと思うのですが。と思っていたら、やっぱり同じことを考えている人は少なくないようで、その1つを紹介。
実践ビジネス発想法 「ベガで健全ファミリー路線を強化するソニーがPSPではアダルトDVDを投入」
それではソニーは完全に穏やかなファミリー路線にシフトするつもりかというと、ゲーム機の方では、男性ユーザをターゲットにした
過激な路線を狙っているから不思議です。
(中略)
アダルトビデオ導入の目的は、新規格のUMDの普及にあるようです。だとすれば、この戦略単体で考えると、十分に合理的な決定だといえるでしょう。問題
は、「ハッピーベガシリーズ」で狙う健全ファミリー路線と整合性がとれるかということです。ソニーが理想とするのは、リビングルームでは家族全員でハッ
ピーベガのテレビを見て、自室に戻ればPSPでアダルトビデオを楽しむ姿でしょうか?
しかし現実は厳しい。EXAPON Becky!さんの記事に
よれば、アダルトUMDはPSP本体の売上に貢献していないようです。短期的には効果が無く、長期的にはイメージを悪化させる戦略でしたね。