最近の記事
カテゴリー
過去ログ
検索


このサイトについて
このサイトは、ゲーム開発、およびゲーム周辺の周辺技術や動向について日々考察し、毒舌的に物を書き続けることを通して、「ゲームの未来形」という大テーマに対して、何か考えを深められるといいなあ・・・・・・というサイトです。

2006年12月12日

正しすぎる決断

「ドラゴンクエストIX」ニンテンドーDSで登場
YouTube ドラクエ9 TVCM第1弾
あまりにも正しすぎる決断ゆえに予想外でした。

  • 据置→携帯シフトが進んでいる。据置ゲーム機に未来は無い。
  • 国内のPS2市場が急速に縮小している。
  • ドラクエはファミコン世代=団塊ジュニアと共に歩んできた。この層が支持しているのはDS。
  • ファミコン世代の高年齢化にともない、腰をすえてRPGを遊ぶ時間が取れなくなっている。すきま時間に進めていくという点で携帯ゲーム機が有利。
  • 据置ゲーム機の競争のゆくえは読みづらい。ハードメーカーの競争にソフトメーカーが巻き込まれるべきではない。決着がついても、台数ベースで前世代を下回る可能性が高い。
  • 『どうぶつの森』のように据置から携帯に移行することで、「1家に1本」から「1人に1本」へ売上を拡大するチャンスがある。
  • ドラクエ8でオフライン型RPGの1つの完成を見たドラクエが次にネットワークを志向するのは自然。
  • 日本最大のオンラインゲームプラットフォームは今やDS(ライトユーザーの数、ボイスチャット標準、ローカル無線通信でネット環境が無くても近い遊び方が可能)。
  • 日本最高のクリエイターの1人(堀井雄二氏)がゲーム2.0と呼ばれる、昨今のゲームデザインの変化に疎いはずがなかった。
  • 日本で和製RPGを始めたのがドラクエなら、和製RPG2.0を始めるのもドラクエ。
  • プロセッサ性能至上主義が崩壊した。
  • 北米でも携帯ゲーム機市場が拡大していて、トップシェアはDS。
以上のように正しい理由はいくらでも挙げられます。圧倒的に正しい。しかし正直、スクウェアエニックスの経営陣にここまで正しい決断ができるとは思っていませんでした。ちょっとナメてました。ごめんなさい。って感じです。

この英断が国内のゲーム業界に与えるインパクトは大きいですね。
このブログを始め、じつに多くの人が「据置→携帯」シフトについて書いてきました。実際に市場が証明しました。けれども、まだ納得できていない業界人はいたわけです。しかしこの決断を前にしては、ぐうの音も出ないでしょう。

また「別に焦って決めなくても、1年ぐらいDSやって様子見しとこう」どころか、「あれ? このままずっとDSでもいいっすかね?」と選択肢が広がりました。ソフトメーカーの本気タイトルがDSで増えていく可能性がさらに高まりました。

据置ゲーム機への影響はある意味小さく、しかし絶大です。『ドラクエ』が特定のハードに発売されることで、シェア争いを左右する、という意味での影響はほぼ無くなりました。一方、『ドラクエ』が据置機から離脱することで、「ドラクエ本編がやりたいから、ゲーム機を買っている」というユーザーが据置機から離れていくでしょう。据置市場の縮小傾向に拍車がかかると思われます。

ぼかした言い方をせず、Wiiとの連動や移植の可能性をハッキリ否定したのも素晴らしいですね。据置ゲーム機の競争に巻き込まれたくないという表明であり、そんなくだらないことは勝手にやっていろ、という頼もしい発言です。まさに日本のソフトメーカーの鑑であり、万来の拍手を送りたい。

−−Wiiとの連動はあるのか?
和田 今回はニンテンドーDSの通信機能をフューチャーしている作品。Wiiとの連動はないと思います。また、新しい『ドラクエIX』のゲームデザインの面からも、ほかのハードへの移植などはありません。
 ハードごとにお客様は違います。新しいユーザー、お客様に喜んでいただきたいという思いで、今回ニンテンドーDSで『ドラクエIX』を発売することとなりました。


参考
FIFTH EDITION 「据置は死んだ。次いってみよう。」
国内における据置市場と携帯市場の比率の変化や、日米のゲーム機売上などのデータを引用しておられます。
GAME NEVER SLEEPS 「ドラクエのDS移籍から始まるRPG2.0元年」
要望に応えて書き足しました(笑

Posted by amanoudume at 2006年12月12日 19:00 個別リンク
TrackBack URL for this entry:
http://amanoudume.s41.xrea.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/437

Listed below are links to weblogs that reference '正しすぎる決断' from 発熱地帯.
ドラクエ9が携帯ゲーム機に
Excerpt: ひゃーっ。日本のゲーム史に残る大事件かもしれない。 ずっと据置ゲーム機で発売されてきた大作シリーズがついに携帯ゲーム機に移籍。
Weblog: 明明白白
Tracked: 2006年12月13日 20:26
携帯型ゲームに関する話題
Excerpt: 携帯型ゲームの主役となった1000万台のニンテンドーDS対400万台の高性能ソニーPSPの話題
Weblog: 携帯型ゲーム機に関する話題「ニンテンドーDS」対「ソニーPSP」
Tracked: 2006年12月16日 01:03
Wiiのストラップ1mmでも切れちゃうらしい
Excerpt: つきましては、お客様に安心してご使用いただくためにも、より強度のある1mmの「ひも」でのプレイをしていただきたく、お手数をお掛けしますが、お持ちのストラッ...
Weblog: Here There and Everywhere
Tracked: 2006年12月16日 18:03
ゲームの歴史は繰り返す?
Excerpt:  「SCEと任天堂の「いつか来た道」というエントリを読みました。  なかなか面白く読めました。ゲーム機の歴史をうまくまとめていると思います。  また、...
Weblog: ハイゲインソフトウェア開発日誌?
Tracked: 2006年12月17日 00:34

コメント

次世代機の普及の情勢を見極めてから
DQ修魍発するとなると、爾ら5〜6年以上も
間が空いてしまう可能性も高く、かといって
開発に数年かかり縞造澆限界となるPS2で、
リメイクではなく修07年以降に発売するというのも
厳しい(というか、ありえない)でしょうから、
ある意味DSとなるのは必然なのかもしれませんね。
ただ、ドラクエの伝統的なシステムではなく、
アクションRPG風のようで、挑戦的な外伝作品を
FFXIのように修砲靴心兇蘯禊海△蠅泙垢、
スクエニの鋭い決断はやりますね。

DSだということより、フィールドに徘徊する敵や、戦闘がアクションになるなど、ゲームシステムを大きく変えたことが驚きです。
このシステムとレベル5ということで、ローグギャラクシーを想像してしまいます。(私はローグギャラクシーも好きなんですが。(笑))
また、DSとドラクエということで予約で数百万本、実売もシリーズ過去最高ということになり得るわけですが、DSソフトの製造は発売日にそれだけの数を揃えられる体制を持っているんでしょうか?
品薄、徹夜、行列、そして転売の悪夢だけは避けて欲しいものです。

これはヤバイです、いまだにDSはどうしようか考えていましたがこれで購入決定ですよ。

しかし本当にこの決断はすごいと思います。今までのユーザーの反発(たぶんあるでしょう)は承知の上で、明確に新しいドラクエを打ち出したんですから。
そして会社側もよく決断しましたね。やはり納得出来ようと出来まいと、市場の状況を無視はできないということでしょうか。

まあ自分もDSがどんだけ売れてても、“こういうことが起こる”とはハナッから思ってなかったので、人のことを偉そうにとやかく言えませんが…。(やっぱりいまだに「でも携帯ゲーム機だろ?」って考えが抜けてないんですかね…ああ、自分も古い人間ってことか…)

この影響でDSでゲームを作ろうというメーカーやクリエイターが更に増えていくのなら非常に楽しみなことです。…昔のドラクエとかも出してくれないかしらん?

ひとつ懸念と言えば、これで更にDSが売れて、その結果手に入りづらさも更に増してしまうことかも…orz

正直、正しい理由を後付ならいくらでも出来るのですが、
それでも、驚きは隠せないですね。

ま、逆説的に言えば、どの据置ハードもDQを出すには駄目出しされたといえるわけで、
その理由も後付ならやっぱりわかるんですよね。

思い切った決断に驚くと同時に賛辞と期待を寄せたいと思います。

後は・・・ソフトの価格かな?
DSだけに据置同等の価格だけは勘弁して欲しいところ。

>ESさん

うん、まあ、その辺りは色々なブログで推察されているように、最初から
ナンバリングタイトルのつもりで開発していたかどうかは不明ですよね。
PS2での開発を検討していた可能性もありますし。

堀井雄二氏は慎重なゲームデザイナーとして有名ですから、検証
期間に1年かかったと見るべきなのかもしれません。


>どんちゃん さん

ポケモン以上に、発売日1日に売上が集中するソフトですからね。
しかし任天堂としても、全力投球で望むでしょうし、大丈夫なのでは。
まあしかし、500万本いく!と書いているブログもありますが、本当に
そのレベルに達する可能性もありますね・・・・。


>流練さん

ドラクエ8以降は、チャレンジャーですよね。
初めての本格3Dだった8も、古参のファンというか懐古派からは
反発がありましたが、見事に傑作を生み出してくれました。

堀井雄二氏はそれこそファミコンの時代からオンラインゲームに
関心を示していたクリエイターですし、『どうぶつの森』『ポケモン』
といったソフトが次々にオンライン化していくのを見て、大いに刺激
されたのかもしれませんね。

堀井雄二氏の業界内での風評から判断させていただくにしても、
経営判断が大きく働いたとは思いますが、純粋に経営判断だけで
決めたとは思いません。


>BAN/さん

まったく同意です。
理由はいくらでも挙げられるんですよね。
それでも衝撃を受けたのが事実です。

> ま、逆説的に言えば、どの据置ハードもDQを出すには駄目出し
> されたといえるわけで、

ハードメーカー3社は、重い結論を突きつけられた形です。しかし
振り返れば正しい判断で、ソフトメーカーとしては妥当な考え方
ですよね。正しすぎます。

いや、普段から、「据置ハードは1台でユーザーの多様なニーズを
満たせなくなっている」などと書いている割りに、無意識にドラクエは
据置機という風に考えていたのだから、なかなか論理的な思考は
しにくいですね。

任天堂も、据置機のタイトルをDSで携帯機に持って行きましたが、
当時GCがほとんど死にかけていたことや、DSとPSPの競争で、
サードパーティの開発リソースが奪い合いになったことなど、ハード
メーカーらしい動機がありましたからね。

純粋なソフトメーカーから見ても、この結論に達した、という事実は
本当にインパクトがあります。


ネット上の反応では『好き好き大好きっ』さんの文章が一番素直で、
シンプルに未来を見通していると思いました。こういうインパクトの
大きな出来事があった時には、素直な反応のほうがすっと胸に
落ちてきますね。
http://www.ne.jp/asahi/yu-show/sukisuki/index.html#20061212

> ともあれ、これからゲーム市場の中心が、携帯機に移っていく
> ことは間違いなくなりそうです。今後のゲーム市場は、人を
> 問わずに誰もがターゲットとなりうる、中心的な巨大市場としての
> DSがあり、その周囲に、主に家族や友達とワイワイ楽しむための
> Wiiと、コアなゲーマーを満足させるための PS3&Xbox360が
> 存在する、という形になるのでしょう。
> 考えてみたら、むしろこういう状態こそが、ゲームという娯楽
> 産業の市場としては健全な状態なのかも。最も手軽なDSが
> 最大市場を形成し、その存在に支えられる形で、パーティ向けの
> Wiiや、ハイエンド志向のPS3・Xbox360なども、主流でなくとも
> 確かな市場として存続していければ、現在の細分化された
> ゲーム層にマッチした市場になるのではないかと。

DQ9はDSで来ると思った。おそらく「100に聞けば100人が(略)」の類。

コマンド入力式には飽きが来ていたけど、まさか完全にアクションRPGになるとは思わなかった。

DSで出る以上はWiFi対応が当然と思っていたけど、まさか多人数プレイがここまで中核に来るとは思わなかった。

まして、発表会でいきなり4人プレイの掛けあいデモ(「回復よろ〜!」「うい〜」)が行われるとは思わなかった。

DQのターゲット、DSのインフラ、市場の趨勢などなどひとつひとつの要素を取り出してみれば、ひとつひとつは「当然の帰結」になるかもだけど、それを複合して一つの「計り知れないすごさ」の商品に繋げる。その点では類稀なるクリエイティブと経営のセンスを感じた。

というのが率直な感想です。

うーむ、すごいぞ、日本!がんばれ、日本!

こうやって知恵を絞って汗を流して頑張る人たちを応援したいなあ!

スクウェア−エニックス合併の目的がようやくタイトル面でも完成するのですかねえ。

遊ぶのに時間のかかるソフトを携帯機で出すことについては、以前から賛成の立場でしたが、PSPでもよかったと思います・・・

>ぶらりんさん

まぁ結果が出た後に、予想してたと書くのは簡単ですから。それこそ
今なら100人が100人でしょうね。もっともブロガーですと、予想通り
なんてとても書けません。「じゃああらかじめ書いておけよ。馬鹿が(笑」
と突っ込まれるのがオチですから(笑

ネット上の反応を見ると、やはり意外性があったし、賛否両論ある
感じですね。

> まさか多人数プレイがここまで中核に

まぁゼルダで、「リアルゼルダは『4つの剣』のネット対応版ベースで
つくります」と宣言するようなものですからね。堀井氏でなければ
できない決断でしょう。

『トワプリ』が結局「良く出来た時オカ」と評価されている事と比較
すると、クリエイティビティーにおける差は圧倒的な物があります。

「○○○らしさ」を受け継ぐ立場と生み出した立場の違いを考えれば、
比較するのが残酷なわけですが。まぁゼルダに限らず、世の続編
とドラクエの違いは恐ろしいものがあります。

>「計り知れないすごさ」

ある意味、あらゆる続編製作者に対する叱咤激励ではないかな、
とも捉えられます。


>もぐもぐさん
> PSPでもよかったと思います・・・

PSPで出すメリットはまったく無いでしょう。起動が早いわけではないし。
PSPでも、PS2よりグラフィックが劣化しますからね。

台数の差は大きいですし、オンラインプラットフォームとして見た時の
規模の違いは、さらに圧倒的です。そもそもドラクエのメインユーザーが
ほとんど持っていないハードで出すのはナンセンスの極みです。
ファミコン世代がどのハードを支持しているか、スクウェアエニックスは
きちんとマーケティングをしていると思います。

こんばんは

一見の印象はシャイニングソウルライクなので、
ハードとしてはDSが適任だと思いました。
しかし「外伝でヤレよヽ(`Д´)ノ」類の声の多いこと。
(ナンバリング)タイトルの影響力というものは凄いものだということを改めて感じました。

内容が全く同じでも、
ドラゴンクエストDS(仮)とドラゴンクエスト9では全く違うと言うことなんでしょうね。

ブランドに負けないゲームにならないことを願います。

---

子供の頃、DQ3(FC)でお友達の名前を付けてみんなでワイワイ言いながらプレイしていた口なので(※実際プレイするのは一人だけど、横から口出しします)、(色々な意味で)3の再来なるか?と期待しています。

”やられた!! (でも本当は正しいんだよっ、確かにっ)”と各サードの各経営陣は思っているでしょうね。

 各サード経営陣は”今後据え置きは収益率が極端に悪くなり、携帯機DSが主戦場になる”と、少なくとも今年の前半には分かっていながら、”主力のチームを主力と公言できる新作ソフトを、そのうちDSに持ってこなきゃだよな”と頭のどこかで思いつつ、とりあえず主力まだやっぱり据え置きPS系、360、Wiiのどれへ投入しようか2007年は様子見で……さらにDS向けの時間のかかる大作系のソフトはその結果を見てから……まあ結局ゲーム業界は2008年から本番! DSで主力新作、大作は2008年ぐらいから! まだナシだよね! 2007年はまだ移植だよね、外伝だよね、もしくは2〜3ヶ月で作れるアイディアソフトで稼ぐ年だよね! うんうん! と、足踏みをしているように見えてましたから。 こうした足踏みの中を、PS3のFFナンバーを見せることで足踏みしてるように、最も後ろだと見せていたスクエニが一気に後ろから駆け抜けて今回の発表! ド本命の主力、そして大作でもあるドラクエのナンバー新作が2007年にくるということが、どれだけ他の足踏みサード経営陣ににインパクトを与えたのかを考えると、ちょっと気の毒にも思えます。 ”誰もが慎重になるようなときこそ大胆に動けば上手くいく”は兵法の基本ですけど……PS3での早々のFFナンバー新作発表がサードにとっては壮大な釣りと思えたかも知れません。 

 しっかし和田氏はこういうときの経営判断ではツボはまるというか、自社の存在感を最大限に出すセンスはすばらしいですね。 今後10年は忘れられることがない出来事、ハード、サード、ユーザー、3層全てに極大なインパクトを与え、

”据え置き機 vs 携帯機はスクエニの一撃で一気にカタついた。 
 DSの次、次世代携帯娯楽機戦争でもスクエニが鍵だね”

 と言われることになるでしょう。  このことは、今後任天堂が自社だけの独善としたヘタれた未来を描けば、スクエニの動向次第では”次世代携帯娯楽機戦争では据え置き機のときのように、任天堂がまた転落の憂き目に逢うかも”という可能性を、それが数%でも目に見えるカタチで残したということでもあります。 今年の任天堂は、サードの言うことに”耳ぐらいは貸さないとな”程度の気持ちすら、形式上は置いておいて、心底の意味で残しているのか怪しいほど強力なソフトメーカーになってるせいか、どうも呆れる行動が増えていたので、今回のことは任天堂にとっても良かったと思います。 特にWii関連のドタバタした失態を見ていると、運良く、運悪く?パートナーというかソニーの天然ギャグ連発で全て無かったことになってるという空気があって、任天堂は緩んでいる……さて今後の携帯娯楽機戦争には非常に不安を残すなあ……でしたんで。 世界の誰の目にも携帯電話と特定しない携帯機市場があることがバレて、光ディスクが時代遅れとバレている中、メーカーとしてはマズイでしょうと。 たとえ市場で圧倒的なシェアを持っていたとしても、それが何十年であろうと、それにアグラをかけばたった数年で気が付けば死亡宣言されてて終っちゃったなんて、つい最近音楽市場ではあったばかりですから。

以前「ドラクエの正統シリーズは一番普及しているハードで出す」と明言してましたので、この決断は十分予想でき、しかもしごく妥当な選択でしょう。
 そもそもドラクエって圧倒的グラフィックで魅せるFFとは違いますからね。必ず出る時には「一世代前のグラフィック」ですから。それでも必ず売れるところがDQなんですが。

 問題は販売時期ですね。これが比較的早い時期(来年夏など)としたら、一気に日本のゲーム市場がDSにシフトする気がします。個人的には今のこの混乱期(次世代ハード入り乱れ)が活気があって好きなのですが。

>けい さん
> しかし「外伝でヤレよヽ(`Д´)ノ」

まぁ外伝として開発していたものを途中でナンバーズにしたんじゃないか、
という推測もけっこう見かけますしね。

けれども仮にそうでも、ナンバーズにしたという事は、ドラクエの命運が
かかるわけですから、これはいけるという手応えがあったんでしょうね。


>Kenさん

おっしゃるとおりですね。
「次世代機は様子見、1年はDS」という状況で、「DSで本気タイトル」
という流れを作り出したのは大きいです。任天堂が重要タイトルを
DSに投入しても、ハードメーカーだから当たり前と思われていましたから。

> 自社の存在感を最大限に出すセンス

サードパーティのリーダーシップを取った感がありますし、PS3への
潜在的な期待感を潰したという事も含めて、任天堂に恩を売ることも
できたでしょうね。かといって、Wiiへの供給ではないから、株主の
SCEにも言い訳が立ちます。

スクウェアエニックスがどちらに好意を持ってるかは明らかですが。
本音を出してもいいぐらい、SCEが弱まってきたという事でしょう。
今後はおそらく、他のソフトメーカー各社の「本音」も炸裂するん
じゃないでしょうか。

> 今年の任天堂は、
> どうも呆れる行動が増えていたので、

まぁ勝っている時に、最も厳しい目で見られるわけですからね。
ソフトの品質に関しても、タイトルの増加にともない、やや緩みが
散見されますし。『マジック大全』とか・・・・。

儲かる時にソフトを出すのは正しいんですが、アコギ過ぎるのも
考えもの。DS関連は、そろそろ引き締めて、絞り込んで、品質を
引き締める頃合いだと思いますね。まー、しかし、勝ってる時に
ブレーキをかけられる人はいませんからね・・・・。

> 任天堂は緩んでいる……さて今後の携帯娯楽機戦争には
> 非常に不安を残すなあ……

運に救われたという事を忘れたら、次は衰退でしょうね。

まぁ個人的には、据置ゲーム機はどれも失敗してほしい。失敗
というのは、PS2ほどの台数には届かない、という意味です。
その方が変化が明確で良いです。

率直にいって、家では遊んでませんからね、据置ゲーム機。
要らないな、ボクは。ユーザーとしては全部要らない。

ただ、いきなり消滅したら困るよね、という事で、それなりに回ったら
いいんじゃないですかね。「好き好き大好きっ」さんの記事にある
ように、家族とリビングのためのWii、ゲーマーのためのPS3&360、
という風に、携帯ゲーム機のサブ市場として生き残れば、十分かと。

ボクは今年のE3に全然興味が無くて、「次世代機3機種の思想が
それぞれ異なっていて、激突が面白い」なんて話は戯言だと思って
いました。所詮、滅びゆくスクラップ市場でしょうに。

そういう意味では、スクウェアエニックスが「据置、要らね」と明示
したのは極めて素晴らしいですね。

ドラクエのスペックについての考え方は今回で1つ枷が外れたわけで、
それこそ携帯電話に本編を出すという選択肢も、『あり』になったわけ
ですよね。

ゲーム専用機である必要も無くなってきました。DSの市場を
利用しながら、自社のネットワークプラットフォームにユーザーを
引き込んでいくつもりでしょうし、ぜひ頑張ってほしいですね。

次の世代では、UIE+αのエンジンでドラクエを全世界10億台の
携帯電話に供給という構想も、視野に入ってくるでしょうし。


>kamo さん
> この決断は十分予想でき、しかもしごく妥当な選択でしょう。

まぁ後から言うのはみっともないよね、という自制心を持ちましょう、
という事ですよね。あらかじめ書いた人だけが持てる権利という
ものがあります。色々なブログがありますが、「1度は考えたことが
あるが」とか書くのも、醜いじゃないですか。スクウェアエニックスの
潔い判断を見せてもらった敬意として、文章書きの側も潔く振る
舞いたいものです。

台数だけでいえば、それこそGBAでは発売されていませんし。
今回に関しては、据置ゲーム機が携帯ゲーム機を越える事は
無い、と確信したわけですね。

細かいことですが、ドラクエ8は1世代前のグラフィックでは
なかったと思います。もちろんドラクエは、グラフィックが売りの
ゲームではありませんけど。でもチープではないんですけどね。
「7」がアレげだったのと、FFとの対比で、実態以上にチープな
印象が強いのかなあ。

最初聞いたときはネタだと思ったんですけどねえ。
思えばわざわざメディアに載せた発表会でしたし
ネットでもスクエニがどう動くか淡い期待感が有りました。

やっぱこの決断はこれからの業界を動かすのかもしれませんね。
ソフトメーカー代表として大きくアピールできたとも思いますし、
スクエニの一人勝ちの感じがしました。
最近のソフトメーカーはカプコンくらいしかまともなとこねぇなあ
なんて思ってましたから。
超以外でした。

でも、僕としては外伝的な内容をナンバリングにしたのは
変な感じもしました。
これはやっぱりスクエニもDQ・FF以外ぱっとしない
現状があり、ただシリーズを据置で出し続けることに
不安感があり、テコ入れでもあり実験でもあるのかな?
DQ・FFはライトゲーマーにも訴求力のある貴重なタイトルです。
これで従来のファンが離れる可能性も有り、
スクエニとしては大胆な決断であり英断なんでしょうね。

やれやれ、ますます据置がとんでもないことになりますね。
でも、もし普及できていたら10を据置で出す可能性もあるわけで
ハードメーカーとしては、スクエニに猶予を与えられた感じですね。
任天堂としてはDSの手を緩めて据置に集中する良い機会だったと
思います。DSでソフトメーカーの主力タイトルが増えることを
僕は楽しみにしています。
PS3はさらに苦しい感じになった気がします。
SCEはPS3よりもすでに400万普及してるPSPで頑張った方が
良いかもしれません。前からPSPは、携帯機の様なソフトより
据置で出すようなタイトルの方が合っていると思ってるんですけどね。

しかしですねえ。
携帯機で出す、と言われたとき寂しく思った方もいたでしょう。
僕自身は楽しみにしてますし
なんでこんなのがDSで無かったんだ、とさえ思います。
スタンダードになる可能性も有るでしょう。

アクションRPGと言う事ですけどなるべく「誰でもできる」にして欲しいです。
・・・なんかホントにネトゲーっぽいですね。(笑)

> でも、僕としては外伝的な内容をナンバリングにしたのは
> 変な感じもしました。

まぁドラクエファンという部分でやや偏りがあるかもしれませんが、
ボクが思うに、既存のゲームの続編スパイラルからうまく抜け出たな、
と感じました。

商売の判断は大きいものの、クリエイティブの勝算もなければ、
GOしない(できない)タイトルですからね。手応えはあったのでしょう。

『PSO』『ゼルダ4つの剣』『モンスターハンター』と、このジャンルは
マニアックな面白さは実証できていますが、ある一定の層を超えて
広がらないジャンルでもあります。
堀井氏が本気で関わるのであれば、この遊びの可能性が大ヒットに
つながりそうです。500万本ヒットも夢ではないのでは。

一方、欧米のゲーマーの嗜好に引きずられてしまい、トゥーン→
リアルと、ある意味クリエイティブの敗北(よく言えばユーザー志向)の
道を歩んだゼルダは、スパイラルから抜け出ることができず、今後に
大きな課題を残したように思いますね。『トワプリ』の国内の売上は、
2週目まで見るかぎり、予想通りの展開ですし。ゼルダファン向けの
ファンディスクと考えれば健闘していますが。


>これはやっぱりスクエニもDQ・FF以外ぱっとしない

ちょっと不勉強な発言ですね。
キングダムハーツは素晴らしい売上を誇るタイトルですが。
女性ユーザーの支持も大変高いですし。スクエニ論は多くの人が
語りたがる割に、きちんと売上を見て物を言わない人が多いですね・・・・。


>でも、もし普及できていたら10を据置で出す可能性も

その可能性がゼロとはいいませんが、携帯電話が十分な性能を
もっていることを考えると、そもそもゲーム機から出て行く可能性も
あると思いますね。

スクウェアエニックスは組込み系のミドルウェアをもつUIEを抱えて
いますし。

> SCEはPS3よりもすでに400万普及してるPSPで

そんなことするより、PS3のコストを下げて、値下げすべきです。
PSPで今さら頑張っても無理でしょう。たかだか400万台では。

PS3は苦しいですが、目先の苦しさから逃げても、何も始まりません。

国内もWiiはDSに比べればはるかに貧弱な相手ですし、そもそも
ソフトメーカーは性能が高いハードを完全に捨てることはできません。

どちらかというと、PSPがそうでしたが、Wiiを見て、ふらふら方針が
定まらない事のほうが問題です。愚直に進まなければいけない時も
あります。

泥沼に入った時にありがちなのは、右往左往したり、目先の安全な
枝を見つけてぶら下がろうとしたりして、かえって溺れてしまうことです。
突っ切った方がいい時もあります。

そうですね。
ゼルダは任天堂の看板という割に
マリオほどフットワークが軽くない気がします。
2Dから変わらないゼルダのシステムですが
新しい変革がいるかもしれませんね。
ゼルダに何でもかんでも詰め込みすぎて
リンクには重荷かも(笑)
ドラクエの方は、ドラクエらしさとは単純に面白ければいい、
と言う発言も有りましたしね。
う〜む、これはつまりマリオは素のキャラクターだが
リンクは剣と盾を持っている所為でどうしても敵を倒すことを
主点に置いてしまうと言うことか。(哲学的ですね〜)
結論。キャラクターには何も持たすな(笑)

キングダムハーツのことは知ってますし
新作としては金山だったと思いますがまだ完全版くらいで
展開などがDQ・FFに比べると不十分かなと思います。
GBA版も出しているのだからDS版も早く出せば良いんですけどね。
反対にちょっとFF関連は一気にタイトルを発表しすぎな気もします。

PSPのことはPS3を捨てろと言う事じゃなくて
DSに比べるとあれですがツボにはまったタイトルさえ出せば
売れるゲーマー向け市場として生かせると思うのです。
PS3の市場形成が遅れているのでそちらで稼ぐ手もあるかなと。
まあSCEより何故かサードがPSPで頑張ってますね(笑)

>展開などがDQ・FFに比べると不十分かな

その言い方はちょっとラフすぎますね。
キングダムハーツとDQ、FFはそもそも生まれた時代が違う
わけですし。それこそ「任天堂はマリオゼルダ以外ぱっとしない」
というのと同程度の論法で、およそ議論に耐えませんね。醜悪な論法。

> 何故かサードがPSPで頑張って

スクウェアエニックスの判断はおおむね妥当で、FF7ファンは
PSPをもっているという理解をしていますが、まあ妥当でしょう。
SRPGはPSPで結構出ていますし、「FFT」の移植も適切な判断
かと思います。

実際のところ、ネット上ではファミコン世代を中心に声がでかい
だけで、それがマーケットの実情をダイレクトに表しているわけ
ではありません。「トワプリ」の前評判はネットでは凄かったけど、
実際の売上はどうかというと・・・・みたいなもので。

サードは割りと冷静に見ていると思いますね。カプコンとスクエニ
は特に。バンナムは・・・・合掌。

そうですね。
>スクエニもDQ・FF以外ぱっとしない現状があり
と言うのはちょっと過剰表現でしたね。
任天堂=マリオ・ゼルダみたいに標識的に使ったんですけどね。

スクエニはDQ・FFの力が強すぎて
他の物が陰に入ってしまうと言う方が良いですかね。
スクエニはこの二本が大黒柱として有りますからね。
これを衰退させるのは避けたいんでしょうが
最近の動きを見ていると下手に新作出すよりシリーズ展開
しようとしているように思えちょっと不安ですね。
でもスクエニはそれでも大丈夫という所まで
シリーズを押し上げるつもりなんですかね。

> 下手に新作出すよりシリーズ展開

まぁ『FF』については単純に、開発規模が大きくなって、リリースが
長引くようになってしまったんでしょうね。『ドラクエ』はPS1の『7』が
ハード移行のゴタゴタもあって、かなり長引きましたが、レベル5が
開発担当になってからは開発期間が2〜3年になってるようです。
各派生作品におけるモンスターの3Dモデルのクオリティも安定
してきてますし、地味に水面下で開発体制を強化してきた成果が
出ていると思います。

旧スクウェアは、PS1時代に他のシリーズを色々頑張ってましたが、
経営が悪化した時に1度FFシリーズに特化します宣言をしました。
その悪影響が残ってるのは否めませんね。経営が傾いた時期に
大量に出て行きましたし。

最近は『聖剣伝説』に力を入れてますが、クオリティが安定しない
事もあって、あまり良い結果につながっていない気がしますが。
『4』がどうなるか・・・・。

女性ユーザーの多い『キングダムハーツ』をどのハードに持って
いくかが気になってます。女性が多いハードということで、DSが
よさそうですが、一方であれはディズニーの世界に浸れるという
部分が良いわけで、さて求められる映像表現力がどの程度か。

まぁファミコン世代にとって、新しいタイトルよりも、DQとFFだけが
あれば十分という気持ちもあって、目に入らないだけでしょう。
経営としては、色々やっていると思います。


強いシリーズ物しか生き残りにくいのは、任天堂にしても、マリオ、
ゼルダ以外の伝統的なシリーズは弱体化してたりしますし。
地味にカービィが強いものの、ドンキー、フォックス、F−ZEROは
厳しいですし。

まぁそもそも永遠に売れるシリーズの方がなかなか無いわけです。
子供向けだと、ユーザーの方が新しい人たちに入れ替わってくれて、
リフレッシュされてくれるんで、比較的長持ちしますけど。

ゼルダ本編も国内では、「衰退」と評するレベルに近づいてますから、
そろそろ抜本的なテコ入れが必要でしょうね。まぁ元々マリオほどの
売上ではなかったんですが、海外で根強い人気があるのと、N64で
『FF』的な路線への対抗タイトルが無いということで、実態以上に
大作化、神格化された感があります。

マリオはnewマリオ=2Dマリオの復活で、3Dマリオがどうなろうとも、
まぁ生き残れる道筋はつけましたが、ゼルダは2D系が売れてるかと
いうと、そうではないし、3Dシリーズも『時オカ』呪縛から抜けられないし、
逃げ場が無いなあ・・・・と見えます。まぁイノベーションのジレンマを
体現したようなシリーズですね。

ゼルダは2本柱のほうがいいと思います。
主に海外向けに従来型の作り込んだリアルゼルダ、国内は4つの剣のようなライトなゼルダというような。
DQ9がネットゲームの道をつくってくれそうですし
4つの剣はネット時代でようやく花開くチャンスが来たのではないかと。

コメントを投稿

(コメントを投稿しても、管理人が承認するまでは表示されません。すぐに反映されない、最悪24時間以上かかる事もあります。ご了承ください。)